精神病院の闇 強制入院で8割が3カ月〇ぬ? 抗うつ薬の危険性 内海聡 × 深田萌絵 No.177

【目次】
- 00:00 1. オープニング
- 01:12 2. うつ病の薬は覚醒剤
- 03:55 3. 精神科は畜産、患者は家畜
- 08:24 4. 入院3ヶ月で8割が死ぬ
- 11:02 5. 精神科治療で最も人権の無い国
- 14:49 6. 精神病名はみなインチキ
(深田)
皆さんこんにちは。ITビジネスアナリストの深田萌絵です。今回は、内海聡先生にお越しいただきました。内海先生、よろしくお願いいたします。
(内海)
よろしくお願いいたします。
(深田)
内海先生、肩書きがいろいろあるので悩むところですが、今回は「医師」としてお話しいただければと思います。
(内海)
医師として精神科医療に関する問題点を長年指摘してきましたが、基本的には現代の精神科医療は「やりたい放題」だと思っています。私はそのすべてを100%否定している立場です。
(深田)
私自身も以前、うつ病を経験しましたし、友人でもうつ病になった人がいます。でも、抗うつ薬を飲み続けて治った人を見たことがありません。実際、あの薬って本当に効くのですか? 麻薬みたいなものじゃないかと思ってしまいます。
(内海)
まさにその通りです。抗うつ薬、特に現代で主流の「SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)」は、覚醒剤に近い作用を持っています。たとえばMDMA、いわゆる「セックスドラッグ」と呼ばれるものがありますが、その作用機序と同じです。
(深田)
やはりそうなのですね。気分が高揚する仕組みって、そういう薬の仕組みと同じなのですね。
(内海)
はい。製薬会社はそのような薬を「抗うつ薬」として販売していますが、実態は覚醒剤や違法ドラッグとほとんど変わりません。そもそも、うつ病の原因についても製薬会社が作った理論がベースです。
(深田)
うつ病の原因って「セロトニンが少ないから」みたいな話がありますよね。でも、あれも本当なのでしょうか?
(内海)
セロトニンが低いとうつ病になる、ドーパミンが過剰になると頭が狂う、という「モノアミン仮説」は完全に嘘です。これは1969年に提唱された理論ですが、セロトニン濃度を測定する方法すらないのです。製薬会社が作った薬が動物実験上で、動物に飲ませた後に脳を切り開き脳内の セロトニン細胞濃度を上げることだけは分かっています。その薬を「抗うつ薬」とし て使用する為には「うつ病はセロトニンが低い 病気です」と定義しなければならなかった。製薬会社が薬を売るために作り上げたものなのです。
(深田)
それでは、抗うつ薬を飲み続けて治る人がいないという現状も納得です。薬をやめた人だけが治るというのは、何かおかしいですよね。
(内海)
おっしゃる通りです。本来、人の精神的な苦悩や打ちひしがれるような状態は、病気ではありませんでした。日本でも戦後までは、精神的な悩みや苦しみとして扱われていました。これを「病気」と定義することで、製薬会社や医療業界が莫大な利益を得ているのです。
(深田)
そんなに儲かるものなのですね。
(内海)
はい。抗がん剤と同じレベルでの利益が上がっています。ワクチンよりも市場規模は大きいですよ。
(深田)
そういえば私も、以前うつ病の診断を受けた際、ものすごい量の薬を処方されたことがあります。3割負担で9,500円も払いました。でも、1つ飲んでみて「これは危険だ」と直感して、すぐにやめました。
(内海)
9,500円というのは高額ですよね。しかも、そういった薬は一度処方されると、長期間飲み続けることになります。
(深田)
知人で30年以上飲み続けている人がいますが、働くこともできないし、恋愛もできない。結局、薬に依存するだけの状態です。それでも医師は「断薬」を勧めてくれませんよね。
(内海)
勧めませんね。患者は精神科にとって「固定資産」なんです。実際、昔の日本医師会会長である武見太郎が「精神科の患者は資産だ」と公言した有名な話があります。それだけ儲かるということです。
(深田)
固定資産…。そんな言葉を使うのですね。
(内海)
精神科の収益源は薬だけではありません。デイケアやデイサービスも大きな収入になります。そして、日本は精神病床の数が世界一で30万床以上あるのです。
(深田)
そんなに多いのですか?
(内海)
はい、圧倒的です。精神病院に入れられた人が「病気ではないから出してほしい」と訴えても、ほとんど出られません。閉じ込められたままです。
(深田)
犯罪を犯したわけでもないのに、そんなことが許されるのですか?
(内海)
はい。実際には、精神病院の環境は牢屋よりもひどいと言われています。拘束具で手足を縛られ、尿管カテーテルを入れられたり、ベッドの上で動けない状態が続いたりします。廃人を作り出すような施設になっています。さらに、月に1,900人もの患者が精神病院で亡くなっています。ほとんどが薬や拘束による心筋梗塞や脳梗塞が原因で、3カ月で8割位が亡くなります。
(深田)
3カ月で8割が亡くなるなんて、想像以上にひどいですね。
(内海)
はい。特に「措置入院」と「医療保護入院」という制度が問題です。国連で、「医療保護入院」は世界で無くしていこうと話していますが、日本は精神病床数も世界一で精神科治療に関しても「最も人権がない国」と言われています。国連で日本の医療はもうダメだと言われ「子供の人権も全くない」みたいなことも言っています。日本の医療保護入院は家族の同意があれば可能で、成人であっても家族の一人が同意すれば、精神病院に強制的に入院させられます。
(深田)
そんなことが許されるのですか?自分が入院させられそうになったら、どうすればいいのでしょう?
(内海)
事前に備えることが重要です。信頼できる医師を主治医にしておき、家族が別の医師に相談しても対応できる体制を整えることが有効です。
(深田)
なるほど。それでも強制的に入院させられるリスクがあるのですね。
(内海)
はい。入院後は携帯電話も取り上げられ、外部との連絡が遮断されます。その状態では弁護士を頼ることすら難しい。だからこそ、事前の対策が必要です。
(深田)
そういった危険な精神医療の中で、先生が目指している「断薬クリニック」の活動はとても重要ですね。断薬の方法はどの様にするのですか?
(内海)
断薬は一気にやるのではなく、徐々に減らしていくのが基本です。また、精神的な問題の根本原因を解決しないといけません。薬だけに頼る治療では根本的な解決になりません。「人間関係、生き方、 考え方、親との問題、トラウマ、育ち、アダルトチルドレン、幼少期の精神性など」もちろん食べ物もありますし、その様な事が病気を 作る。その病気の元になっているモノを解決しない限りはどうしようもないのですが精神科医は、そのような事をしてはいけない事になっていますし、薬を出さないといけませんし、薬を出さないと儲かりません。精神科はレントゲンも何もいりません。部屋がありクリニックの基準さえ満たして電子カルテさえあれば診察できます。1人1人の点数 が高く診察をたくさんして薬をたくさん出しさえすれば、また必ず患者は戻ってくるのでやめられません。
(深田)
確かに、精神医療には多くの問題が潜んでいることを知りました。本日は、やりたい放題の精神科医療の実態についてお話を伺いましたが、想像以上の闇がありました。
(内海)
これでもまだ軽い方の話です。本当に深い闇はもっとあります。
(深田)
ぜひまた、さらなるお話をお聞かせください。本日はありがとうございました。