#592 【八幡無双】結局どうなの?高市VS中道!真実を読み解くのは皆様です 八幡和郎氏(2026.2.6)

(深田)
皆さん、こんにちは。政経プラットフォームプロデューサーの深田萌絵です。今回は政治評論家の八幡和郎先生にお越しいただきました。八幡先生よろしくお願いします。

(八幡)
よろしくお願いします。

(深田)
先生、前回は高市総理のドSな衆議院解散で「野党よ、これでお前たちは全滅なのだ!」みたいな感じで、急に解散選挙を打ってきました。それでみんなが「ドヒャー!?」となっているところ「高市解散選挙に対抗するには俺たちは結婚するしかない」という雰囲気になった立憲民主党と公明党がまさかの合体をしました。意味がわからないけど面白い。高市さんを倒すためだけに「私たちは結婚しました」というビジネスカップルぶりがすごいですね。

(八幡)
というよりは生き残るためですよ。

(深田)
わかりますよ。生き残るにはそれしかなかったということですね。

(八幡)
公明党はこのまま独自で選挙をやると、自民党と離れて選挙をやるという体制が整っていないから、24だった議席が半分ぐらいになりそうだったわけですよ。座して死を待つのは嫌だからいろいろな案があったうちのこれをやったわけじゃないですか。だけど、私は将来の姿としてはありだなと思った。

(深田)
立憲民主党は、創価学会の仏敵ですよね。

(八幡)
全然そんなことないですよ。立正佼成会が立憲民主党を支持しています。

(深田)
立正佼成会とは仏教なのですか?

(八幡)
日蓮宗と同じ系統で、ある意味において創価学会のかつてのライバルです。それから、統一教会の歴史の中でも、いろいろ関連を持ったところですね。本来の統一教会の主張は日本に進出するために取った主張とずれがあるのですよ。

(深田)
かなりずれていますよね。

(八幡)
例えば夫婦別性反対でしょう。

(深田)
そうですよね。そもそも韓国は夫婦別姓ですよね。

(八幡)
いっぱい矛盾はあるのだけれども、日本では保守勢力が喜ぶような主張をバックアップすることで力を広げたのです。

(深田)
保守派で、人手不足のために必ず統一教会の人たちを呼ぶ人がいます。「統一教会は韓国では反日だから保守派の考えと相容れないのではないのですか?」と聞くと、人手が足りないから別にいいのだと言うのですよ。

(八幡)
お金のことで言うと、夫婦別性に反対してほしいと思って1億円寄付したとすると、そうするとそれ(反対の活動)にも使っているのですよ。それに2000万使い、残りの8000万を韓国の方に送金する。

(深田)
送金する時に韓国にお金が送金できなかったから、萩生田さんがお膳立てをしましたみたいなTM(トゥルーマザー=真の母)特別報告書が出ましたよね。

(八幡)
だからそういうふうなやり方で、お金を出した人が一応満足するような活動もしているのですよ。

(深田)
それなりのサービスですね。

(八幡)
商売が上手いのですよ。

(深田)
萩生田さんは統一教会なのですか?

(八幡)
そうではないのだけれど、支持者の中に力の強い人がいたので、組織からも頼りにされていたということでしょうね。

(深田)
でも、萩生田さんは創価学会ともかなり仲良かったですよね。

(八幡)
いや、全然良くない。

(深田)
もともとは結構公明党の票をもらっていませんでしたか?

(八幡)
自民党だからもらっていたのだけれど、(創価学会員の多い)八王子で統一教会なんかといろいろと関連するから、地元の人からあんまりよく思われてないですよね。

(深田)
あ、そうだったのですか。

(八幡)
そうですよ。

(深田)
私は創価学会とも統一教会とも二股をかけているのかと思っていました。

(八幡)
そういう二股かけている人が世の中にいないわけではないですよ。例えば国連の藩基文元事務総長は統一教会の完全な広告塔ですからね。

(深田)
えっ!?

(八幡)
安倍さんがビデオメッセージを出した大会があリましたよね。その翌年の安倍さんが殺された年の世界大会の共同発起人の一人が藩基文で、もう一人がカンボジアのフン・セン前首相で、それでこの間捕まった教祖夫人で、3人で手をつないでいました。

(深田)
韓鶴子さんですね。

(八幡)
統一教会が一番食い込んでいたのは国連です。

(深田)
国連は結構日本に厳しいですよね。

(八幡)
統一教会を叩くのは、日本にあまりいいことやったわけじゃないので攻撃しないといけないけれど、私は絶対におかしいと思うのは「みんなどうして国連のこと言わないのだろう」ということです。

(深田)
でも保守派の人は、結構国連が「反日だ」と言って嫌いなのですよ。

(八幡)
だからもっと言わないといけないですよ。それからアメリカの共和党ですよね。

(深田)
共和党にも統一教会ですか?

(八幡)
ブッシュ元大統領も多額のお金をもらっている。

(深田)
え、そうなのですか!?

(八幡)
そうですよ。1回の講演で何億円かもらったりしている。

(深田)
1回の講演で?すごいですね。私ももらってみたい(笑)。

(八幡)
だから統一教会というのは、相矛盾にしたような動きをして、うまいこと行動している。

(深田)
目の前にいる人を懐柔するためには何でもやるという感じです。

(八幡)
宗教と政治はなかなか難しいところです。宗教政党というものはいいのかどうかという議論があって「政教分離に反しているから公明党はだめだ」と言っていた人いるのだけれど、それはありえないのです。むしろ宗教の自由の中の極めて大きな部分は政治活動することなのですよ。

(深田)
でもね、宗教が政治に関わるのだったら、宗教法人として、無税でお金をがっぽり貯められて、税金も払わずにそれで関与をするのはやめてほしいと思うのですよ。税金払った後ならまだ分かりますよ。

(八幡)
非営利法人の一般論に従っているわけでしょう。それから創価学会から公明党にお金が流れているわけではないのですよ。

(深田)
違うのですか?

(八幡)
行っていません。

(深田)
行っていないのですか?

(八幡)
信者の人たちに「応援しましょうね」という呼びかけをやっている。

(深田)
創価学会からお金が流れているのではなくて、信者さんから直接公明党に寄付が行っているのですか?

(八幡)
そうです。信者さんは所得税などの税金を払っているわけです。だから、創価学会に入ったお金が公明党に行ったということではないです。

(深田)
なるほど。

(八幡)
憲法を作る時の国会で「宗教政党を作っていいのか?」という質問があり、明確に「例えば『カトリック党』を作ることに何の問題もありません」と国会答弁が大臣からされた。

(深田)
いつですか?

(八幡)
昭和22年の憲法制定議会です。

公明党は綱領などの中で仏教的なものは全部省いているので、公明党は宗教政党とは言えないのではないでしょうか。創価学会の理念を生かそうというところはあるけれども、組織的には全く関係ないという位置づけなので、政教分離の問題にはかすりもしない。

政教分離とはどういういうかというと、日本では一つだけで靖国神社国家護持ですよ。国が神社を経営するということです。

(深田)
靖国神社を経営しているのは国なのですか?

(八幡)
国ではないのだけれど経営しろという人たちがいるわけです。もし経営するとすれば、政教分離に反するというわけです。

公明党が創価学会の理念を実現したいということで政治活動をやる政党をやることは、世界中のどんな常識に従っても全く引っかかるような性質の問題ではないです。公明党の政治家は創価学会の役職についていません。

(深田)
そこは一応遠慮しているのですね。

(八幡)
念には念を入れているのです。学歴的にもこういう人をどういうふうに配置するかも考えている。

(深田)
だから先生、新党はどうなるのですか?そろそろまとめてほしいです(笑)。

(八幡)
新党(中道改革連合)の話について言うと、公明党の方から持ち掛けた。公明党は「自分たちも困っている。ただし考え方について譲るつもりはない。中道主義というものを自分たちはこれから寄り所にしていきたい」という考えです。これまでの公明党というのは自民党の補完勢力だったのですよ。

(深田)
刺身の褄みたいなものですか?

(八幡)
そうではなく、行き過ぎを是正する。例えばタカ派の方へどんどん行ったら止める。それから痒いところに手が届くと言われている。要するに市会議員の人数は自民党よりも公明党の方が多いのです。全国で日本一なのです。県会議員も自民党の次なのです。

地方議員のネットワークはものすごいのがあるわけで、この制度をこういうふうにやったらこういう問題が出るというのは、彼らはすぐにわかるわけです。そういうものを生かして細かいところを直す。だから自民党の政策が基本にあってそれを補完するような形だった。

僕らは彼らに対して言っていたのは「やはり少し物足りない。もし公明党から総理を出すのならこういうことをやりたいということを持っていた方がいいですよ」ということです。立憲民主党でなくても良かったわけですよ。国民民主党でもどこでもいいから「我々の理念に賛成してくれるのなら一緒にやりましょう」と言ったら、立憲民主党が乗ってきた。

(深田)
立憲民主党が創価学会に入ったのですか?

(八幡)
はっきり言うと、原口さんともう一人(末松義規氏)の例外を除いて立憲民主党の議員全員です。

(深田)
もう一人は誰ですか?

(八幡)
迷っているのですよ、その人が。

(深田)
迷っているのですか?

(八幡)
実質、公明党に立憲民主党の百何十人の国会議員が入った形なのですよ。

(深田)
立憲も落ち目でしたものね。

(八幡)
要するに立憲民主党の人たちも様々な考え方があるのだけど、ただ公明党が「我々はこういう考え方だ」と言うと、立憲民主党の左の人も右の人もあまり反対するような内容ではないのですよ。

ただ「原子力発電について絶対反対は降りてください」「憲法改正どんなものでも嫌だというのもやめてください」「日米同盟は保持してください」と踏み絵をみんなが踏んだ。要するに公明党が従来その主張してきたことを丸呑みしたのです。

(深田)
それは自民党も同じですものね。自民党から選挙に出ようと思ったら党の上役に逆らえないです。

(八幡)
だから僕は、別にやってもいいという考えです。もっと左の人は、今度の新しい党は「公明党の政策は、高市さんの前の安倍さんたちの自民党がやっていたことと同じで、中道改革連合はこの政策を進めようとしている」と批判をしているのです。ほとんど安倍内閣と一緒なのですよ。一方、高市さんは中国と喧嘩するとかね。

(深田)
安倍さんなら絶対やらなかったと思う。高市さんは統一教会なのですか?

(八幡)
今、かなり結びつきは結構強いのではないかと言われていますけれど、統一教会の方が親しいとか言っている話だから、あまり信用できないのですよ。

(深田)
先生、そろそろまとめに入りたいのですけど、次の選挙で新党が高市さんの自民党と戦ってどうなるのですか?どっちが強いのですか?報道では、自民党の方が圧勝で過半数を取ると言われていますよ。

(八幡)
言えることは、このまま作らずに選挙をやるよりは、かなりマシな状況になることは間違いないわけです。

(深田)
勝てないということですかね?

(八幡)
そうなのだけれど、第一党になる可能性はそれなりにあります。小選挙区で公明党が、大体3万票ぐらい取っているわけです。この3万票がどうなるかなのだけど、従来3万票を自民党に渡していた。これを自民党には投票しないということだけだったら3万票減るだけでしょう。ところがそれが立憲の方に行くのです。4万票とか6万票変わってくるので、これは大変です。

ただしそう簡単ではないです。なぜかと言うと、皆さんが間違っているのだけれども、公明党、創価学会は意思決定をして動くために、ものすごく時間がかかる党なのです。女性部とかそういう人たちに、納得をしてもらって積み重ねていく党なのですよ。

(深田)
女性部は強いですよね。大阪都構想の時は、女性部が大活躍でしましたものね。維新の暴走を止めました。

(八幡)
だから、1か月でそれがどこまで行けるかと言われると、本当にこの党が化けるのは次だと言われている。2年後の参議院選挙、もしかしてある来年の統一地方選挙ね。

(深田)
そんなにずっと仲良くできますか(笑)?

(八幡)
だから、そこは今回結果が出たら行くでしょうね。今回の結果はあまり出ないかもしれない。前回自民党は石破さんで散々な状況で、今回高市さんは人気があるから、少し調子がいいのではないかと見られています。こういう党を作らなかった場合よりはいいのだけれども、原則新党で戦うので前回を上回る実績が必ず出るかというと、意外にみんながイメージしていたほど効果が出ないことはありえます。

(深田)
わかりました。

(八幡)
そこの最低限の成果が出ないといろいろと文句言う人がいるだろうなとは思う。

(深田)
そろそろまとめてください。

(八幡)
自民党に対抗する野党が出るとしたら、理想的な形でできたのは間違いないです。さらに今回の新党のおかげで、日本の左翼政党がほぼ消えます。

(深田)
何かよくわからないですけど。

(八幡)
要するに立憲民主党の140人が単純に公明党になったわけでしょう。だから中道政党になって原発もみんな賛成になるのだから。

(深田)
そうですよね。原発反対だったのに、なぜ国民民主党と別れたのという話になりますよね。

(八幡)
だから国民民主党は、すっかり右翼ポピュリスト政党的になったわけです。

(深田)
でも玉木さんは何も決められないじゃないですか。自民党に行くのか行かないのか、これすら決められないでしょう。

(八幡)
玉木が票を持っているわけではないから、あれはやめた方がいいですよ。玉木が一番いいのは今度の中道改革党がうまくいったら、どこかいい条件で合同することを考えることでしょう。

(深田)
でも原発がOKになったら国民民主党のバックの電機連合としてもだめな理由がなくなってしまいますね。今回は、八幡和郎先生のありがたいお話をここまでにしたいと思います。どうも先生ありがとうございました。

(八幡)
どうもありがとうございました。

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