国民主権禁止、基本的人権削除。 〇〇改正はディープステートが画策する国民奴隷化計画か? うた桜子氏 #423

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【目次】
00:00 1.オープニング
00:37 2.日本国憲法の改正については要注意
03:57 3.憲法9条が憲法に加わった経緯
05:04 4.中央アメリカ内乱当時の事情
   ・共産主義レッテル貼りして内乱を煽る軍産複合体
11:52 5.自衛隊はジュネーブ協定上は軍隊と同等
13:39 6.統一教会の教義は反日
16:46 7.食料・医薬品も国防で守るべきもの
17:44 8.日本は守るべき土地を外国から爆買いされている
18:40 9.軍隊を持たないコスタリカが誇る平和憲法
19:29 10.コスタリカ大統領を訴えて勝訴した高校生
20:26 11.憲法は国民のために国家が守るべきもの

(深田)

皆さん、こんにちは。政経プラットフォーム、プロデューサーの深田萌絵です。今回は、流山市議会議員のうた桜子先生にお越しいただきました。桜子先生、よろしくお願いします。A

参議院議員選挙のテーマでもあった改憲問題ですが、かなりラディカル(急進的)な改憲案が出てきているのですけれども、どのようにお考えでしょうか。

(うた)

憲法を読んで理解するのは、やはり大変ですよね。その憲法を改正すべきだと言う人達が、どのような改正案を出しているのかが、すごく大事だと思います。今の憲法は古いとか、押し付けられたものだというような話もありますが、改正案を見たらもっと恐ろしかったということもありますので、そこをしっかり見ていく必要があると思っています。

(深田)

そうですね。よく「憲法改正賛成派ですか?反対派ですか?」と聞かれるのですが、賛成反対ではなく中身の問題ですよね。例えば、「ケーキは好きですか?」と聞かれても、どこの店の何のケーキかによるのと同じようなものです。

(うた)

その通りですね。それをしっかり見ないで憲法改正すべきだと言っていたら、変わってしまった後で、「ちょっと話が違うぞ」となってしまうので、私達それぞれが慎重に読んでいく国民力と言いますか、知恵が必要な時に今差しかかっているのではないでしょうか。

(深田)

憲法改正と言っている人達が、意外と憲法を読んでいないことがありますよね。

(うた)

そうですね。

私も、改正案を色々見てみましたが、やはり一番言われるのは「9条」ですよね。後は、「国民主権」や「基本的人権」が、削除されていることもあります。

9条に関しては、防衛力も含めて考えなければいけないとは思うのですが、なぜ9条ができたのかですよね。戦争が起きるとかなり凄まじい状況になるので、それを実際に体験すると「もう二度とするものか」とみんな思うのではないでしょうか。今は「国防のために軍備が必要だ」と簡単に言えてしまうかもしれないけれど、実際に戦争が起きると焼野原になり、家族を亡くすこともあるでしょうし、遺体を目にすることもあるでしょう。その凄惨な状況をしっかりイメージした上で、本当に戦争が今までの歴史の中で国を守ってきたのか見ていく必要があると思います。

押し付け憲法と言われていますけれども、当時の幣原(しではら)総理がGHQと話をつけて、最後に総理からマッカーサーに「9条をつけたい。戦争をしない国にしたい。」と言ったところ、マッカーサーが驚いて感動したという文章もあるのですよね。それなので、本当に押し付け憲法なのかの検証も必要でしょう。また、ベトナム戦争の時に、アメリカは日本にも同盟国として戦って貰いたかったわけですが、田中角栄さんが憲法9条を盾に断ることができたということもあります。

もう1つ、コスタリカの例ですが、コスタリカは平和憲法と言われる軍隊を持たない憲法を持っている日本以外の唯一の国なのです。ラテン・アメリカのすごく小さな国なのですが、当時1980年代のラテン・アメリカは、それこそエルサルバドルも含め、あちらこちらで内戦をしていたのです。

(深田)

エルサルバドル内乱の時代は、現地にいらっしゃったのですか?エルサルバドルでお生まれになったのですか?

(うた)

そうなのですよ。父がエルサルバドル大学の教授だったので、母は結婚してエルサルバドルで暮らすことになったのですが、1980年、私が生まれた年に内乱が始まってしまったのです。住民たちが、「(経済格差や軍事独裁政権に対して)おかしいじゃないか!」と立ち上がっている時期だったので、教授だった父は危ない立場にあったのですよ。それで、母が色々と伝手を探して日本にまた戻ってきたのです。もちろん当時の国際結婚ですから、母はかなり反対をされた中で父のところに行ったので、家族は最初受け入れてくれず大変だったらしいのですが、私が4歳の時に無事に日本に帰ってくることができた経緯がありますね。

当時は内戦が凄くて、子供までもが銃を持って戦地に向かうような状況だったわけですよ。エルサルバドルやグアテマラ、ホンジュラスなどで、女、子供までもが銃を持って撃ち合っている時代に、国境を越えたコスタリカは子供たちがカバンを持って学校に行っていたのです。なぜそれができたかと言うと、1949年に憲法が制定されて、それ以降、軍を捨ててしまったのですね。

(深田)

軍を捨てたら、その後攻められた時どうなるのでしょうか。

(うた)

そうなのですよ。日本よりもとても危ない状況で、あちらこちらの周辺国で内戦が起きている中、いつ攻められてもおかしくなかったのですが、実はアメリカからもかなり圧力があったようです。当時アメリカは共産主義を問題視していたので、少しでも共産主義のように見えると、全て「共産主義だ!」と言って脅して色々やっていたわけです。

グアテマラもそうで、アメリカのCIAが軍隊の養成学校をグアテマラにも用意して武器を送り、当時、共産主義寄りだった政府を転覆させたのです。そして右の政府になったのですが、ラテン・アメリカの右とはアメリカと手を組んだ人達のことなのですよ。つまり国を守る人達が右というよりは、その日の食べ物もない、教育も受けられない人達が、自分達の住民、国民が、立ち上がっている人達を殺しに行くのですから、自分達の国を守るどころかアメリカから武器を貰ってその人達を殺す。そしてその人達のゲリラ部隊が、別のアメリカやロシアなどから武器を貰って殺す。つまり代理戦争を各国がやっていたわけです。

(深田)

今も似たようなものですよね。右と左に国内の世論を分断して、その背後にいるのは大国なのだけれども、どちらに転んでも武器が売れたら別に構わないという状況ですから。

(うた)

その通りなのですよ。やはり軍産複合体なので、戦争がどうしても無くならない理由としては、それで儲けている武器を作る工場などがあるからだと思っています。重ねて、戦争で破壊されたインフラの整備でも儲かるわけですよね。

話は戻りますが、共産主義と言っていたのですけれども、実はその立ち上がった人達は共産主義者ではなかったのです。ただ、現地の人達と政治を行う人達の、貧富の差があまりにも激しすぎたのです。政治を行う人達は、例えば美人コンテストも入れておきますが、全部白人なのですよ。つまり、元々は現地に住んでいなかった人達が政治を行って、彼らが勝手に美の定義を決めたのです。洋服もこれが美しい、元々の現地の人達の服は貧乏の象徴としたりして、現地の人達のアイデンティティーを根こそぎ取られてしまったのです。

そこで立ち上がった現地の人達が、共産主義者というレッテルを貼られてしまったのですよ。別に共産主義を主張したわけではなく、ただ単に不平等じゃないかと立ち上がった人達が、共産主義というレッテルを貼られて内戦になったというのが、ラテン・アメリカ各国で起きたことです。

(深田)

右や左とレッテルを貼って憎悪を煽るのは、簡単ですものね。私は右派からは左翼と呼ばれ、左派からは右翼と呼ばれ、双方から叩かれている状態なのです。

(うた)

そうなのですよ。

私もそうで、私は全部是々非々なので、今話している内容はもしかしたら左寄りだと言われてしまうかもしれませんが、例えばLGBTQに関しては右寄りです。何かの表で極右に分類されていたのですが、物事によって違うので、分けられても困ります。

(深田)

私は、元々9条改正はありかと思っていたのですよ。ただ、色々調べると、日本の自衛隊はジュネーブ条約上、軍隊と同等の扱いになっているわけです。それなので、このいろいろな矛盾が憲法から発生しているのか、それとも別の自衛隊法で補完できないのかと考えてしまいます。憲法改正となると国民投票などかなり大事になるので、そんなに自衛隊が大切なのであれば、しっかり防衛省で予算を増やして、アメリカの兵器を買う前に自衛隊員の処遇を向上させるなどできるはずのことがあるのではないでしょうか。憲法改正して自衛隊を国防軍として明記しないと、日本は国家としての主権がないと言う人もいますが、その前にできることやりきったかというと意外とそうでもない。憲法9条改正は保守派の悲願ですが、夢が叶う後ろには、様々な不利な条件がついていますよね。

(続きは動画をご覧ください)

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