#417 日本が移民政策を推進する理由が財務省にある衝撃の真相!?大西つねき氏

(深田)

皆さんこんにちは。政経プラットフォームプロデューサーの深田萌絵です。今回は無所属連合共同代表の大西つねきさんにお越しいただきました。大西さんよろしくお願いします。

(大西)

よろしくお願いします。

(深田)

選挙お疲れさまでした。参院選で、結構争点にもなったと思いますが、外国人問題が衆院選も近々あるのではと思いますが、そこでもまた外国人問題がテーマに上がるのではと思うのですが、大西さんどのようにお考えでしょうか。

(大西)

まず1つの傾向として、前にも話したかもしれませんが、グローバリズムは本当にどれだけ労働者を安く使うかということで、当然移民を入れた方が安いという中で、世界的に問題が起きている。短い間にその異文化が入ってくるとどうしても摩擦が生じるのは歴史的にも当たり前の話で、どうしても少なければいいけど多いとやはり、「郷に行って従う」ではなく、そのまま中に入って踏みつぶしてくるのです。

(深田)

そこに何とかタウンができるみたいな。

(大西)

そこでまた結構、意図的にやっている感じも多分あって、排外主義を盛り上げて国家主義とか右翼が立ち上がってくると戦争しやすくなる。

(深田)

そうですよね。

(大西)

全部計算されているのだろうなという気はします。

(深田)

私もそう思います。急に前回の参院選から「外国人問題だ」となっているが、私、これ外国人の問題ではなくて、入れた日本政府の問題だと思います。

(大西)

そうですね。もっと言うとそもそも入れざるを得ないような、今の金融とか経済の仕組み、基本的拡大経済を前提としてるい金融システムをしているし、要するに経済成長し続けないと立ち行かないモデルを行なっている。

(深田)

確かに。

(大西)

その金融システムがずっと借金でお金を発行して、そのお金も金利も借金も増え続けて、当然物も増やし続けないといけないから、無限の経済成長が必要というレベル、そういうモデルを世界中がやっている。

(深田)

構造上の問題ですよね。

(大西)

そう構造上の問題ですよ。

(深田)

大西さんに前回教えていただいて、私ハッと気がついたのですが確かにおっしゃる通りで、国が発行した国債を一般の市中銀行が引き受けるので、必ず金利を払わないといけない。その金利を払い続けようと思うと、ずっと経済成長しないといけないので縮小均衡できないのですよね。

(大西)

絶対できない。お金を増やさないといけない。また借金を増やさないといけない。またそこに金利がつくことをやっていると、無限の経済成長が必要になっているのに、人口絶対減るから、無理に決まっている。ひとり当たりのGDPを増やせるかもしれないないけど、こないだのAbemaTVの少数派の集まりでも、結局、経済成長は若者というか、石丸さんと安藤さんの2人とも言っていたが、経済成長前提になったのは、そもそも金融システムがおかしいからで、それを前提にしていると、もう本当にどんどん膨れ続けることになる。石丸さんはその一人頭の経済成長と言い直していたけど、確かそれは増えてもいいかもしれないのだが、どこまでも増やし続けるわけではなく、限られた時間を経済成長、一人頭増やし続けようとすると、どんどん生産して消費することになるから、つまり幸せとは本当は関係なくなってくるよねという、全て拡大経済を前提にしていて、人口が増えることはありえない、労働者も消費者も増やさないと移民という話になる。根本の枠組みを変えないと、移民問題がおかしいと言ったところで、多分どうにもならないですよ。

(深田)

いや、大西さんのこの話し、深すぎてウルトラCの話、どれくらいの人が理解できるのですかね。

(大西)

難しい話ではない。

経済成長というのは、要するにどれだけお金を1年間の間に使ったかという指標なので、人数多ければ多いほど使うし、多ければ多いほど生産もするわけですよ。高度経済成長の時は当然右肩上がりに決まっていて、それが人の幸せと繋がっていたからGDPという話になっているのだが、全部のモデルがその時代の話で、ずっと続けているわけだから、当然だから人口を減るのに無理が生じていて無理をさらに通そうとすると、結局人数が足りないから移民になってしまう。それはやはり移民問題を語るのなら、経済問題とか金融の問題を語らないと多分片手落ちだし、それを誰も言わないという。

(深田)

それA AbemaTVの討論会で対抗の方たちは理解されました?

(大西)

ほとんどそこを話す時間がもらえなかったという。

(深田)

そういうことですか。

(大西)

どうでもいいSNS規制の話とか、どうでも良くないのだけど、自由って大事なのだけど、だけどやはりそっちの方に持ってかれてしまうと、正直AbemaTVは、少し候補者が喋る時間が足なかった。

(深田)

10秒とか15秒とかですか。

(大西)

司会者とかコメンテーターが大分喋っていたので、時間が少ししかなかった。

(深田)

なるほどなるほど、本末転倒ですね。

(大西)

そうは言わないけど、また出してほしいので。

(深田)

そうですか。じゃあこの番組ももっと大きくなって・・・(笑)

(大西)

そうなのですよ。だから本当にそういうきちんととした言論が聞かれるようなプラットフォームを作ってかないと。だから本当ありがとうございます。こういう政経プラットフォーム大事ですよ。

(深田)

いいでしょ!

(大西)

はい、本当にありがとうございます。

(深田)

ここに座っている人、世の中から追いやられた人ばかり座るのですよ(笑)

(大西)

座っているとまずいのかな?

(深田)

いや、大丈夫です。ここ単なる救済策なので。菅さんに粛清された人がたくさん座っていますから。いいでしょこの席?

(大西)

なるほどね。

(深田)

私、主流より少し独自路線行っている人の方が面白いと思っているのですよ。

(大西)

そうですね。

世の中の見方が今までの当たり前がもう機能しなくなっている時に、それを聞いても全然新鮮味がない。

(深田)

もう失敗したモデルの話をまた聞いても意味がないのですよ。主流を占めて独裁で新しい話を入れないという人が、この話をされたくないと破ぶられている側のこの意見は何なのだろうっていうね。どこに主流の人が困る話があるのだろうとなると、大西さんの場合は、国債発行する時に利子があって、それで市中銀行が儲かる仕組みになっているからまずいのだと。これ日本の全ての国家の弱点ですよね。

(大西)

そう。もう最大のアキレス腱というか、その問題の根源なので、今回だからもう1つ残念だったのはこの話をどれだけ広げられるかということで、結構短い動画とかいっぱい作ったのだが、まだまだ全然広がりが足りない。

(深田)

短いショート動画とかも他の政党はパーッと拡がっていくでしょ?

あれボットを使っているのですよね。公開した瞬間にみんなでSNSに拡散するという風に、ボットがどんどん拡散していくので、最初の10分から15分でどれだけボットで拡散するかやっているので、フワッと拡がるのですよ。そういうのを各政党全ての政党とは思わないですけど、結構政党がそういう業者使っている形跡はあるとは思う。

(大西)

我々も本当にそこを少し研究しないだめですよね。

(深田)

そうですよね。

(大西)

移民の話しに戻るけど、そういうベースがある中で、そもそも金融がそもそも拡大経済を前提しているって中で、多分やっている連中は分かってやっているというか、そもそもその金融化している連中は儲けたいから、そのために移民を入れてという、ある程度成熟した国にはそういう新しい血を入れて、さらにその成長というか生産とか消費をブーストしてということをして、しかも移民を入れると当然労働力が安くなるというか、世界中の1番安い労働力と比べられることになるので、どんどんみんなの賃金を下げられるということがありながら、さらにそこで軋轢を生み出して国家主義に走ると、いろんな意味でその先にまた戦争があったりすると、

(深田)

また儲かる?

(大西)

そうそう儲かるのですよ。だから一番我々が今回の選挙でも割と僕気になったのは、やはり感情的になっている人が多い。

(深田)

そうですね。

(大西)

これだけはね本当に思う壺になるので。

(深田)

いや、大西さんの常に淡々とした虚無感は凄く良かったです。

(大西)

虚無・・・大人の落ち着きと呼んでください(笑)

(深田)

やはり私はね、今回の選挙で一番感動したのが、内海(聡)さんが虚無の中心から愛を叫んだ瞬間ですね。あれ何か面白すぎて(笑)

(大西)

いや、虚無イコール愛というか、本当分け隔てがないとか全て無価値イコール全て価値という境界がないのは究極の愛だと思う。

(深田)

いや、これは何か本当に究極の博愛を見た瞬間でしたね。抱きしめ合っている写真とか流れていましたよ。

(大西)

あれは多分、前回の時の写真じゃないかな?今回もハグはしたのだけど、最後みんな写真撮りたいだろうと思って。

(深田)

何のサービスですか、それ?

(大西)

今、色々感情的にみんなこう振り回されているのですよ。だからそれだけは、本当政治家は感情を操ってはいけないと思うのだけど、やはり結構みんなやってしまうので。

(深田)

新興政党なんかはよくやっていすよね。自民党はやらないですけどね。自民党は人の心を揺さぶるなんてことは絶対できないですし、そんな能力もないですけど。新興系は結構カリスマの党首がいて、カリスマの党首がわーって煽って火がつくみたいな。

(大西)

そうですね。だから結構やはり人間の怒りとか不安の感情って強いので、それを操るのが常套手段で、やりすぎると本当ナチスとかがそういう手段を使っているので、それと同じとは言わないけど、その人間の心理というか本質は多分変わらないとこあるので、それは結構やはり危ないなとは思いますね。

(深田)

見ている方も冷静にその人たちの言動を聞いてほしいなと思うのですよ。話が点々と変わっているし、適当なこと言っているし、これよく聞いたら分かるはずなのだけど、意外とそうでもないのかなと思って。

(大西)

結構、移民に関しては感情的になりやすいところなので。

(深田)

いや、本当私もこれは危ないなと思いましたよ。外国人が悪いのだみたいな、その憎悪を煽るような演説が多かったですよね。

(大西)

多かったのですよ。そうは言っていなくてもそう聞こえたりとかするし、受け取り方によってはね、受け取る方がやはりそういう感情を持っているとそういう風に聞いてしまうし、これなかなか本当に表現難しくて、僕は常に移民問題の話をする時は、その根本の経済とか金融の話をしないと、そこだけ切り取っても感情的になるだけなので。

自分たちがそういう金融とか経済の政策を選んできたということを抜きにして、何か外国人とか、それもちろん日本が買われている問題もそうなのですね。その色んな企業とか土地が買われているのも、売っているのは日本人だし、買われる資金を提供しているのも日本人がNISAとかで提供しているし、そもそも民営化をずっとしてきたというのも80年代からずっとそれを選んできて、郵政民営化に思いっきり票を通じたのも日本人とていう。そこ全部ほったらかしにしといて、敵は外だとか政治家だとやると、やはり何かそれは本当に依存とかね、問題は全部外側にしてしまって、内にある問題を多分全く振り返れないっていうかね。

(深田)

やはり一番の問題は情報統制で、こういう話があんまり広まらないようになっているじゃないですか。大手の新聞も大手のテレビもネットメディアも、こういうお話あんまり持ってこないですものね。

(大西)

多分ね、すごい浅いとこだけ切り取っている気がしますね。マスメディアは意図的にというよりも、なんかすごく浅く分かった気になっている気がする。分かりやすさって確かに本当にもちろん大事なのが、僕もずっとやってきて思ってなるべく分かりやすくはしてはいるのだけれども、あんまり自分で分かろうという努力だったりということは少ししなくなった気はしますね。

(深田)

確かにそうですね。そうですね。TikTokとかショート動画ばかり見ていると、すごい集中力が低下して、前頭葉の働きがすごく下がるのですよね。そういうのも少し影響があるかもしれないです。今若い人達は、徴兵制度だとか憲法改正で人権なくなるよと言っても、

徴兵制度がいいのだとか、原爆持ったら核の保有がいいのだとか、憲法改正で人権なくなってもいいのだみたいなことに、結構こう賛同しているというかね、多分深く考えているわけではなくて、そのショート動画とかTikTokで何度も繰り返しそれが流れているうちに、そうなんだと考えずに思うようになっているのかなとは思います。多分憲法を読んだことない人たちだと思うのですよ。

(大西)

多分ほとんどの人がそうなのかもしれないですね。おそらく憲法をあんまり読まないのでしょうね。

(深田)

いや、憲法読んだら面白いのですけどね。この法律がすごく面白いのですよ。

(大西)

あと憲法第1条から多分国民主権とそこで言っているのだけど、それを無くしてしまってもいいような雰囲気になっている。

(深田)

それが怖いですね。

(大西)

この80年間何だったのだろうとやはり思いますね。

(深田)

そうなのですよ。

(大西)

80年間憲法読んでこなかったのでしょうね。

(深田)

と思いますよ。ニュースで読んだ、ニュースで9条の話だけ読んでいるだけで、全文読んでいないと思うのですよ。それどころか日本には主権がないのだと言っている右翼のおじさんとか見ると、“きちんと読んだ憲法って?”、むしろ私たちはその戦争に負けて初めて国民に主権が来たのだよと。私たち主権なかったのですよって。

(大西)

そうですね。本当ある意味究極の下剋上。それまで臣民だった人たちがトップになっているというね。

(深田)

はい。そうですね。

(大西)

そこの認識がないのが残念ですよね。

(深田)

そうですよね。敗戦が悪いことだと思っている人もいるけど、負けたのは残念だけれども、そのまま勝っていても多分日本は地獄だっただろうなと思います。

(大西)

そこら辺、また歴史認識でやはり今色んなことを言っている人がいて、その時代に生きていた人たちがほとんどいなくなった今、結構フィクションで塗られることもあり得る話ですよね。

(深田)

そうですよね。美化された戦争の物語を聞いている人と、自分の祖父から聞いた戦争の話とか聞いていると、すごいギャップがあって、祖父の時代は突撃と言われて、先頭切って突撃した人は全員撃たれて死に、それを見てびっくりして逃げ出した人は後ろから上官に撃たれて死ぬ。生き残るには身を屈めてゆっくり前に進まなければならなかったという、祖父のリアルな話を聞くと、美化されたお国のために死にました、すごく美しいと涙する人たちを見ていると、何かそれ大丈夫かなと思うのですよ。もし、敵国に今私たちの政府が乗っ取られているとしたら、日本人を殺す方法として、お国を守るために全員死んでこいと言われて喜んで死んでいくって、これ1984ですよみたいな。愛に包まれて涙して死んでいくって、これ1984のエンディングではないですか。そういうことにもなりかねないので、その辺りはちょっと冷静になってほしいなと思うのです。

(大西)

リアルですね、かけているのは。その戦争だけではなくて、そのすごい概念で頭の中だけで分かった気になっていて、現実は見なくなってしまっている。すごく全ての生活はとてもリアルなのだけど、あまりも何もリアルを感じなくてもお金さえあれば暮らせる安全安心な社会を作りすぎてしまうから、目の前のことを正しく見なくなったりとか、考えなくなったりとか感じなくなったりすることが、今の空疎な概念だらけの世界を作っているような気はしますけどね。

(深田)

でもおっしゃる通りだと思います。私もずっと憲法改正派だったのですが、刑事告訴されて自分の言論守るのが憲法だけだったという、この憲法を活用してみたら、何かいいものもらった、すごい盾がここに実はあったというね。そうやってリアルに憲法を使うという体験をしてみた時に、初めてありがみが分かるというか、実は敵だと思っていたら守ってくれていたのだというね。

(大西)

そうですね。今改正したら、あれほど個人の人権とか自由に配慮した憲法は、多分今の日本人は書けないのではないかなと思います。

(深田)

書けないでしょうね。

(大西)

逆に改訳してしまうだろうなと思います。

(深田)

全ての政党の憲法改正案が改悪しかない。

(大西)

ですね、多分、と思います。

(深田)

はい。ありがとうございます。ということでなんか今回ちょっとね、外国人問題から憲法の話になりましたけどね。

(大西)

憲法の話になりましたね。

(深田)

憲法の話最後にしようと思っていたのに、次のテーマは何にしようか今から考えないといけなくなりました。どうもありがとうございました。

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