主権存亡の危機! 愛国保守は『グローバリストの罠』という衝撃の事実!? 大西つねき氏 #402

【目次】
00:00 1.オープニング
00:50 2.民主主義の理想は究極の分散?
04:43 3.危険な現在の政党政治
06:24 4.歴史は繰り返しながら進歩してる?
07:22 5.理想とする無所属連合の在り方
09:10 6,参議院選挙結果の総評
12:34 7.選挙が宗教戦争みたいになった原因は、依存心
17:30 8.今後の作戦は?
(深田)
皆さん、こんにちは。政経プラットフォーム、プロデューサーの深田萌絵です。今回は、無所属連合、共同代表の大西つねきさんにお越しいただきました。よろしくお願いします。
今回は選挙の総括をお願いしたいのですが、大西さんの動画を見ていて、面白いなと思ったのが1つあるのです。佐藤みつろうさんのブログの「吉野先生も内海先生も大好きだから仲良くしてほしいな」という記事に対する返しです。いっそのこと究極に分散した方が良いというお話しでした。
(大西)
そうなのですよ。
ありのままの自分でいるためには、究極、自分自身であることをやり続けないといけないと思います。みんな、周りに合わせたり、まとまったりするものだと思って、自分を殺してやるのだけれど、やはりどうしても自分が出てきてしまうのです。
(深田)
それが政党政治ですよね。この政党にいると自分にとって得があるから、自分の意見を押し殺してここでまとまっておこうとなる。でも究極、意見が合わなくなったら結局出ていってしまいます。
(大西)
特に政治家は「なんとかこうしたい!」という強い信念があってやっているので、そこを曲げるとどうしても無理が生じるのです。
(深田)
そうですよね。ずっと反ワクチンでやってきたのに、党に入るために今日から反ワクチンを止めましたというようになってしまいますものね。
(大西)
それは、本人にとってはとても辛いのではないかと思うのですよ。当然、無理が生じるので、最終的に割れてしまうのですよね。ですから、一旦気のすむまで1人でやり続けて、1人ではどうしようもないとなったら、無理やり変えるのではなくそのままで一緒に組める連合が、本当の意味で共存したり協力したりするような、違ったまま力を合わせていけるような世界に繋がってくのではないかと思っています。
今は過渡期で、みんながもっと自由になって自分らしくという風に向かっているフェーズなので、当然、政党や政治家もそういう方向に進んだ上で、最終的に小異を捨てて大同につくのはその先なのではないでしょうか。なので、少し待ってほしいと思います。
(深田)
それは分かります。今、みんなが同じことを言っていると思うのですよ。全ての党が「憲法を変えましょう」と言っていて、全ての党が「緊急事態条項」なのか「国会機能維持条項」なのか分かりませんが、国民の人権を踏みにじる方向に進んでいる中だと、違うことを言う政党がないといけないですよね。
(大西)
やはり全体主義に走りがちで、だからこれもグローバリストの戦略なのではないかと思っているのです。ずっとグローバリズムで何十年もやられ続けてきていて、各地の独自の文化や伝統、人権が踏み潰されて、全員とにかく安い労働力としてグローバリズムに合わされてしまった。それに対する逆襲として、文化や伝統を守るなど保守主義に走りがちなのは世界的に起きていることです。
国家主義とか分断していくと、コントロールする側からすると、国同士でやり合って貰った方がコントロールしやすいのですよね。だから、その力も働いているのではないかと思うこともあります。
(深田)
なるほど。国粋主義的な思想すらグローバリストの掌の上ということですね。
(大西)
そうです。その方が統治しやすいのです。
(深田)
今の政治を見ていると、候補者は有権者の前では自由なことを言っているけれども、政党に戻ったら全く逆のことをやると。それは政党が独裁を敷いているからで、それが次に国粋主義になると、国家が同じフラクタル構造(候補者→政党、政党→国家で同じ構造)の中で同じことができるわけですね。そうすると地球規模で見ると各国家のトップ同士が裏で手を握ったらグローバリズムの完成という構造になってしまいますよね。
(大西)
そして、政党同士であれば言論でやり合うくらいですが、国家主義になると国家は戦争ができてしまうのが怖いところです。そちらの方向に行かせようとしている人たちの力が働いている可能性もあるなとは思います。
(深田)
同じような法案を出してくる政党の裏に、何かしら力を働かせてい存在があるのではないでしょうか。
(大西)
もしかしたら、党を運営している本人もわからない形でやるのかもしれないですね。
(深田)
そうですよね。似たようなことを言っている政党同士のトップは、自分たちの政党を大きくするのに闘っているつもりなのだけれども、同じような法改正を望んでいる勢力は、中に入り込んだり資金提供をしたり選挙の応援をしたり、わからないようにやっている可能性はありますよね。
(大西)
どういう力が働いているのかは分からないのですが、僕は心配していなくて、(もし第三次世界大戦になったら)人類はもうそこにはいないだろうと思っているのですよ。そうやって同じことを繰り返して、人類は螺線で進化していると思っているので、一旦、国家主義や国粋主義、全体主義に行きそうに見えるのだけれど、でもそうではないだろうという力がやはり働くのではないでしょうか。「戦争をやったからもういいよね」という風に次のレベルに行っているような気がするので、あまり心配していないのです。
(深田)
本当ですか?
私は、第二次世界大戦前夜ぐらいのムードになってきたかなと思っているのですが、歴史は繰り返しているけれど、前回よりは一段上がっているということですか?
(大西)
そうです。全て必然で起きているのかなと思っています。ですから、僕らはなるべく戦わない形でやりたいのですが、なかなかうまく伝わらないのです。
(深田)
確かに、(無所属連合としては)戦っている感じでしたよね。大西さんは戦っていなかったように思いますが。
(大西)
そこも含めて無所属連合なのですけれど、色々な人がいるので、なかなか分かりづらいのですよね。
(深田)
でも、私はあのカオス感は、とても良かったと思います。
(大西)
そうなのですよ。色々な人がいて共存できているという1つの体現だったので、そこをあまり理屈で考えない人は感じてくれたのではと思います。
(深田)
いや、これが理屈なのですよ。だから無所属連合は何なのだと言うと、無所属は選挙が弱い。政党ではないから無所属差別をすごく受けているのだと。その政党としてのメリットを享受しながらも自分の好き勝手なことを言う。ここに原理があるのですよ。
(大西)
そうなのだけれど、1歩間違えると、「好きなことを言っていいし、どんなに違ってもいい」という内側を作っても、外側に対する攻撃とか言い出すと、外側に対してはダメと言っていることになってしまうのですよ。身内にだけ甘いことになってしまうので、言行一致、理念とあり方を一致させていくのも、今回の選挙で1つ課題だと思いました。
(深田)
なるほど。では、その辺りは練り直しですか?
(大西)
そうですね。今回、総務省から出てきたデータを見ていると、課題も見えてきているのです。
(続きは動画をご覧ください)
今度の日曜は横浜市長選挙です。正直どの候補者も信用できません。現役市長もいやらしく無所属にしており、気味が悪いです。所属が書かれていないのも2〜3人います。1番マシな、自民党ではない候補者がどの候補者なのか緊急特集していただけないでしょうか?横浜も大きなイベント、グリーン云々が控えているしまずいのです。どうぞよろしくお願いいたします。