#377 小泉首相は絶対阻止! 農協150兆円を外資から守れ!?  さとうみつろう氏

深田

皆さん、こんにちは。政経プラットフォーム、ITビジネスアナリストの深田萌絵です。今回は、作家のさとうみつろうさんにお越しいただきました。よろしくお願いします。

(前回の続き)

深田

どういう独裁者を選ぶかという仕組みが大事だと思います。

さとう

良い独裁者が一番理想であるけれど、それをどう選ぶかということですね?

深田

そうです。私たち日本人が選べているのか、日本人が選んだ独裁者が本当に日本人なのだということが見えるように、トレースできる仕組みができない限り、良い「独裁民主主義」は生まれないかなと思います。

さとう

「独裁民主主義」という言葉はいいですね。トランプ氏がそれに近い存在なのでしょうね。

深田

結局、人間は「自由でありたい」と思いながらも、一方では「縛られたい」という欲求もあると思うのです。

さとう

分かります。

深田

「できれば自動的に良くしてくれる独裁者が現れてくれないかな」と常に期待している気がします。そうであるならば、やはり選ぶシステムが一番大事ですよね。

さとう

確かに。間接民主主義であっても、結局そうなってしまいますよね。

深田

だからこそ、「その仕組みを変えていくべきだ」と我々は主張していくべきだと思います。変える力はあります。少なくとも「国会議員候補者に帰化履歴の公表を義務付ける」とか、首相になる人の国籍要件では「日本で生まれた日本人で、帰化3世以上」という条件に変えていかないといけないと思います。

さとう

参議院選挙が近づいて来ましたが、法律を変える視点から僕たちはどこを応援すればいいのでしょうか?次の争点は何になるのでしょうか?

深田

自民党の内部では「石破氏を降ろして小泉氏で行こう」という動きがあるようです。神輿は軽い方がいいわけです。石破氏はそれなりに策士ですから、自民党が操れないのです。軽い神輿で人気があるのは小泉氏だけです。

さとう

今の世の中はルッキズム全盛期ですからね。また、このタイミングで農水大臣になりました。

深田

農水大臣になって「お米の値段が下がりました!」とアピールすれば、効果的に支持を集められます。実際は下がっていなくてもです。

さとう

自民党にも票が集まりそうですね。

深田

今、「小泉万歳ニュース」がたくさん出ています。

さとう

本当ですか?SNSを見ている限り、小泉さんが「米の値段を下げました」と発言しても、「本当は下がりませんでした」と叩く論調が多いですが、表のニュースでは違うのですか?

深田

「万歳、万歳」で誉めてばかりです。このままだと「石破降ろし」になって、次は小泉総裁になって日本は滅ぶと思います。

さとう

衆議院も解散する可能性がありますか?

深田

その可能性があると言われています。どんなシナリオでもあり得ます。ですが、小泉首相になれば日本は確実に崩壊します。

さとう

そうなのですか?

深田

父親は郵政民営化で国民の350兆円を外資に渡し、今度は進次郎氏が農協を解体して農林中金とJA共済の150兆円を外資に渡そうとしています。そしてJAが持っている流通システムの商社部門をカーギルに売ることを考えています。そうなったら日本の小規模農家は全滅です。

さとう

郵政民営化の時に350兆円の郵政の株が外国に売られたと思うのですが、今は日本人がかなり持っていますよね?

深田

はい。ですが結局、銀行に預けられたお金は銀行が運用します。その運用先で結構毀損しているという話が出ています。

さとう

バレないのですか?

深田

いずれはバレると思います。でも、銀行は隠蔽体質ですからギリギリまで隠します。隠すから、リーマン・ブラザーズが突然倒産して「リーマンショック」が起こったりするのです。

さとう

小泉親子を背後から操った人はいるのでしょうか?

深田

その資金を運用したいと思っているファンドの人たちです。

さとう

ブラックロックやブラックストーンですか?

深田

ブラックロックもいるし、いろんなファンドが動いています。そのエージェント的な存在が竹中平蔵(元小泉政権の経済閣僚)氏で、彼を生み出したのが日本財団です。日本財団とは笹川家であり、笹川良一氏はA級戦犯です。彼らがどうやってあれほどの金持ちになったのかと言えば、日本では賭博が禁止されているにも関わらず、モーターボートレースの利権だけは笹川家のものになっているのです。

競馬は一家族のものになっていません。ですが競艇だけはなぜか(笹川)一族のものになり、その一族とバーベキューパーティーをやっているような写真には歴代の首相が写っています。小泉氏、森氏、安倍氏もみんな別荘で楽しくやっている様子が写っていますが、特に清和会が多いです。そこにはフジテレビの日枝氏もいます。

さとう

みんな関係があるのですね。

深田

そうです。それを考えると、日本はかなり怖い国だなと思います。

さとう

この流れを見ると、次は小泉さんが首相になって…

深田

それを阻止するのが私の仕事です。

さとう

それを阻止しようとしているのですか!すごいな!

深田

全力で潰しに行くという覚悟で取り組んでいます。

さとう

勝算はありますか?自分のチャンネルでも言っていますが、総理大臣になるためには結局、衆議院で240議席を取るしかありません。今の自公は取っているわけです。ですが反対の勢力は互いに争っています。

深田

分断工作ですね。それは自民党から来ています。

さとう

ルール上、総理大臣に選ばれるには240議席必要になっているわけですから、些細な違いを乗り越えられるような大きな志がある人たちでないと自民党には勝てないと思っています。

深田

実は、小さい政党を応援することはとても大事です。拒否権プレーヤーになれるからです。ある法案で賛成と反対が拮抗している時に、自分たちの議員が持っている票でディールを引き出せるのです。

さとう

そうなったのは、今回の石破政権からですよね。

深田

そうです。自民党が弱くなってきた今の状況はものすごく楽しめます。

さとう

僕も楽しんでいます。国民民主党の動きも楽しんで見ていますが、れいわ新選組のような小さな党の動向によっても変わりますよね。

深田

はい。今、政治をやっていて一番楽しくてやり甲斐があると思います。

さとう

長年、自民と公明で勝ってきたのに、今は野党に協力を仰がないといけないわけですからね。

深田

そうです。自民党も内部で割れているし、野党第1党の立憲民主党も増税派と減税派で割れています。だから動向が面白いです。

さとう

今はどこかが独占している状況ではないので、小さな声が通りやすいですよね。

深田

今回は絶対に自民党に勝たせてはいけないと思います。

さとう

もっと少数政党の声が通るようにということですね。

深田

そうです。

さとう

ちなみに、深田さんは国民民主についてはどう思っていますか?

深田

正直に言えば、結局は普通の政治家の集まりだなと思います。今回、国民民主が参院選挙で集めた4人の候補者は「反ワク(須藤元気氏)」「ワクチン推進(薬師寺道代氏)」「背乗り応援団の足立康史」「不倫問題の山尾志桜里氏」の人たちです。それを見ると「国民民主党にはポリシーがない」ということが露呈したと思います。

これが「政策」を推している政党の弱さです。「有名で議員経験がある」というだけで選んでしまった烏合の衆です。そうした選定基準では「この人たちには中身がない」と見られてしまいます。そして、国民民主党の支持率は今とても下がっています。

さとう

「次に躍進するのは国民民主だ」とあれだけ騒がれていたのに、支持率が下がってしまったのですか?

深田

そうです。だからミスをしたのです。

国民民主党もワクチンを推進していたので、「反ワクチン」の須藤さんが入ったことでものすごく炎上しました。そこで須藤さんは「反ワクをやめます」と言ったら、今度は須藤さんが炎上してしまいました。

さとう

誰も良い目に遭っていませんね。自民党が良い目に遭ったのではないですか?

深田

たぶんそうですね。

さとう

そういった工作なのでしょうか?

深田

それは単に玉木代表のミスだと思います。玉木さんは「今ここで踏ん張れば勝てるぞ」という時に必ずミスをするのです。実は心の中では「首相になりたくない」と望んでいるのかもしれないですよね(笑)

さとう

潜在意識の中であるのでしょうね。今回、深田さんがどこを応援しているのかを教えて下さい。

深田

特定の政党は応援していません。人を一人ひとり見ています。自民党にも立憲にも良い人はいます。でも一番重要なことは、1票を投じて終わりにするのではなくて「自分たちのやりたい政策をどう通すか」だと思います。

そのためには、まずはパワーバランスを崩すことです。自民党一強を徹底的に崩す。そして、自分たちがやりたいことについての啓蒙活動をして、「増反政策を自分たちでやろう」「減反反対」「農協解体反対」など、自分たちの利益を守ることを一人ひとりが心掛けていく、そのための基盤を作りたいと思っています。

さとう

素晴らしい!深田さんはそのトップに立って人を導いてくれる存在だと思っています。応援できることがあれば、また沖縄から駆けつけたいと思っています。

深田

ありがとうございます。今日も楽しくお話できました。

さとう

僕も楽しかったです。結局、何の知識も与えることができませんでしたが大丈夫ですか?ただただお喋りに来ました。

深田

「神さまとのおしゃべり」でした(笑)。新刊は「神さまのおつげ」ですね。

今回は、作家のさとうみつろうさんにお越しいただきました。どうもありがとうございました。

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