#332 AI時代のグローバル権力争いの裏にディープステートがいるって本当? さとうみつろう氏×深田萌絵

(深田)

皆さん、こんにちは。政経プラットフォーム、プロデューサーの深田萌絵です。今回は、作家のさとうみつろうさんにお越しいただきました。さとうさん、よろしくお願いします。

(さとう)

よろしくお願いします。

古代ギリシャのポリス(都市国家)間の支配関係、いわゆるヘゲモニーから始まった権力者がグローバリズムで世界を一つにして覇権を取っていこうという流れ。これが今、SNS版まで形を変えて来ているかもしれないのですけれど、一つだけ法則というのは変わっていなくて、権力者は市民を分断させたら勝ちなのですよ。

日本は村の中でみんな仲良くしていたのに、戦時中に村人同士で隣組というのを組ませて、告げ口をさせ合ったわけですよ。告げ口をさせ合う一番のメリットは、疑心暗鬼で分断されるのですね。自分の息子を戦地に送られないために、相手の息子のことを特高に告げ口する。そういう風にとにかく分断させる方法を権力者が考えてくるので、権力者に情報操作されているのではないか、巻き込まれているのではないかと思った時には、必ず集まることが大事です。3人でもリアルの場所で集まったら、噂話で「なんか税金高いよね」、「何かあれおかしいよね」と必ず出てくるので、ネットの世界ではなくリアルで集まることを僕は提唱しています。そうすれば、常に解決策は出てきます。

(深田)

なるほど。素晴らしいです。すごく良いと思います

今は世界中が右と左に割れて、国内でも言い争いをしているような状態なので、この番組をやっているのは着地点を模索したいからなのです。

(さとう)

今日は僕のチャンネルからも流れてきている人がいると思うので、少し説明をさせてくださいね。

今の半導体は、「ファブレス(企画・設計・開発専門)」と「ファウンドリー(製造専門)」の分業制になっています。少し前までは、Intelという企業が自分たちで設計して自分たちで工場を持って作っていました。

半導体というのは、いかに小さくしていくかが勝負です。Intelが世界を取っていた時は、まだ20nm(ナノメートル)ぐらいまでなのですね。nmというのは、10億分の1mです。20nmの頃まではIntelがまだ覇権を持っていたのだけれども、14nmにする時に確か敗れたのだったかな。

そして、台湾には、以前からTSMCという設計されたものを作る分業専門の工場があるのですが、そこが今すごいお金を持っていて、Intelも勝てない状況になっています。

ファブレス側の最大手はアメリカのNVIDIAという会社なのですが、ここのCEOは台湾系アメリカ人です。TSMCは「Taiwan Semiconductor Manufacturing Company」。結局は台湾×台湾なのですよね。今、NVIDIAが時価総額世界最強ですものね。世界で一番価値がある会社。アップルやトヨタのレベルじゃない。

ファウンドリー側でも、TSMCはトヨタの3倍の時価総額あるそうですね。こんなのが台頭してきたら、もう日本は勝てないじゃないですか。

(深田)

いや、株式市場でついている株価なんてまやかしですから。彼らは技術で勝っているわけではないのですよ。彼らは奇策で勝っているのです。政治家を接待したり。

(さとう)

インチキで勝っているということだね。インチキの人が多いのか。そういうのがついているのですか?

(深田)

ついているというか、その人たちが始めたのです。

(さとう)

少し気になったから聞くのですが、NVIDIAと戦ったの?さっき、NVIDIAがバックにいて・・・というようなことを話していませんでしたか?

(深田)

NVIDIAとはまだ戦っていないです。NVIDIAのバックにTSMCがいるわけですよ。TSMCの実質支配者ですね。それがジェイソンを殺そうとした犯人。

(さとう)

TSMCは、なぜジェイソンが邪魔だったのですか?

(深田)

F35の技術を盗んだのは彼らだから。

(さとう)

TSMCがジェイソンからF35の技術を盗んだの?

(深田)

いろいろな経路で、間接的、直接的にですね。

(さとう)

そのジェイソンと一緒に会社も経営しているのですよね。今もですか?

(深田)

今もやっています。

(さとう)

将来的にあのNVIDIAを超える可能性があるのだったら、僕、株を買いたいです。人生で後悔したことそんなにないけれど、NVIDIAの株を買っておけば、今頃大富豪だなと思っているので(笑)

(深田)

TSMCと戦ってきたので、もう半導体ビジネスはできないわけですよ。電子商社からも全部閉め出されています。

(さとう)

そうでしょうね。TSMCには、Appleもついていますから。

(深田)

HUAWEIが中国スパイですという本を出版したら、それまで取引していた会社や取引したこともない電子商社から、全部出禁食らったのですよ。

だから何も調達できなくなったので、コンサルをやったり、ソフトウェアビジネスをやったりしています。

(さとう)

HUAWEIとTSMCも繋がっているの?

(深田)

実質1つの会社で、表裏一体ですね。

(さとう)

表の世界で習う話では、昔は日本も半導体をやっていたじゃないですか。そしてIntelが来て、でも14nmの時に負けて、結局TSMCが来て、そこに今Appleがついて…。

(深田)

表向きはそうなのですが、日米半導体協定が1986年に締結されて、日本は半導体のシェアが6~7割まで来ていたので、シェアを下げなさいとアメリカに言われたのですよ。でも、それをやらせたのはTSMCなのです。

日米半導体協定が結ばれて、日本で製造するとダメだからと台湾から大量に人が来て、台湾で半導体を作りましょうとなって、日本は台湾に技術を移転するのですよ。

(さとう)

日本の技術を全部あっちに持っていかれてTSMCを興したということ?

(深田)

そうです。

(さとう)

途中でSamsungが少し噛んだじゃない?Samsungはどうなった?

(深田)

一時は台湾と韓国に日本の技術が流れるのです。

(さとう)

元は日本なのは悔しいね。日本の技術がアメリカの軍事力のプッシュによって流れていたということ。

(深田)

でも、その裏でロビー活動をしていたのが、TSMCのバックにいる人たちね。

(さとう)

ジェイソンを殺そうとした?

(深田)

危ないのですよ、この半導体の世界。

(さとう)

今、世界の時価評価総額1位のNVIDIAとTSMCを簡単に動かしているわけだから、殺しぐらい簡単ですよ。

(深田)

彼らね、ディープステートなのですよ。

(さとう)

そうなのですか?ディープステート。じゃあもうこの話やめましょう。ディープステートの話なんて、命狙われるだけじゃないですか。僕たちも(笑)

(深田)

大丈夫、大丈夫(笑)

(さとう)

あなたは大丈夫かもしれないけれど。伊勢神宮の神様に守られているからね。僕、誰にも守られていませんから。自分で動画の編集もしていますから。

(深田)

沖縄の神様が守ってくれているから大丈夫。

(さとう)

沖縄の神様ありがとうございます。

でも目から鱗だった。TSMCとNVIDIAがくっついているのも。ラピダスはどうなのですか?

(深田)

ラピダスは別なのだけれども。

(さとう)

ラピダスは、日本が肝煎りで北海道の苫小牧に作っているけれど、国として何兆円も多分お金を出しているのでは?

(深田)

お金は出すけれど、民間が先に半分は出してくれないと出せないよというような感じです。少しずつは進んでいますけれど。

(さとう)

ラピダスはもっと小さい2nmを目指していて、今、商業化で一番小さいのはTSMCが量産できている5nm。さぁ、ここからですけれども、NTTはこの小ささ競争から抜け出て光電融合型の半導体を作るということですね。

(深田)

シリコンフォトニクス。それは、かなり前からできているのですよ。IOWN(アイオン)ですね。

(さとう)

今まさにこの万博で、そのIOWNの一部をおそらく展示しています。5年前の記事で読んだのだけれど、半導体を100倍にできる技術をNTTが持っているのですよ。

僕は電力会社で10年間働いていましたけれど、何が一番電力を消費しているかというと、半導体です。

NTTは、光とフォトンとエレクトロニクスの電子でやる光電融合型の技術を持っているのだけど、NTTはまた売られそうになっているのは、その辺りも全部関係しているのでしょう?

(続きは動画をご覧ください)

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