#307 健康診断が国民を〇す! 医師が警告する血圧とコレステロール衝撃の事実! 内海聡氏
(深田)
皆さんこんにちは。政経プラットフォーム、ITビジネスアナリストの深田萌絵です。今回は東京DDクリニック院長の内海先生にお越しいただきました。先生よろしくお願いします。
先生の先日のXでのツイートで、「ガン検診は受けるな」を拝見したのですけれども。
(内海)
検診は危ないです。
(深田)
何なのですか、検診が危ないとは。
(内海)
検診は危ないです。絶対にお勧めしません。もうずっと16年前から言っています。そもそも真面目に検診をやっている、法定検診までつけて、真面目に検診をやっている国は本当に日本しか無いです。
(深田)
なにか検診とか人間ドッグの様なものは、他の国では聞かないですよね。
(内海)
そうです。全然やらないと思います。やっているところが、もしあったとしても日本の真似をしているだけなのです。海外では検診をやっていた時期もあったのです。簡単な検診をね。そうなのですが、その後に向こうは長期的な研究もするので、検診をやった人とやっていない人を比べても、検診をやった人は寿命が伸びていない。下手をすると減っている。検診をした人の方が、寿命が短いという結果になったのですよ。
(深田)
なぜ減るのですか? 同じは分かりますよ。同じは分かるのだけど、減る必然性はないですよね。
(内海)
おそらく検診というものが本質的に行われれば、そこそこ意味はある。これは最後の話になると思うのですけれど、そうではなくて、今の検診というのは、簡単に言えば病人狩りなのですよ。病院が病人を狩って、製薬会社とか病院が、ほら網を引っ掛けたみたいな、そういうことのために検診をやっている。
(深田)
顧客スクリーニング(見込み客を特定する)だ。そういうことだったのですか。
(内海)
そう、そのためにやっているので、だから人の健康のための検診にはなっていないのですよ。まずこれが前提で、検診をすると、まず基準値というものがありますよね。異常値とか正常値とか言われるじゃないですか。例えば血圧は今日本なども非常に低い血圧基準でずっと125、75以下とか、130、80以下とか言っていますけれども、血圧が低い方が早く死ぬし、病気にいっぱいなるのだから。
(深田)
血圧が低い方が危ないのですか。
(内海)
そう危ないのですよ。なぜなら血を押す力だから。血流が悪くなるでしょう。
(深田)
あっ、そうか血の量が、血の巡りが悪くなるのですね。
(内海)
そうです。だから昔の日本人は塩の民族でもあるから、血圧は高目だったのだけど、結構みんな元気だったと出ているし、実際に今もう世界中のいろんなバーミガム研究とかの有名な研究がいっぱいあるのですけれど、血圧というのは歳がいってきたら、上がっていくのが普通です。それは体が調整しているのだから。昔は年齢に90を足すとか言っていたのですよ。今は僕は100ぐらい足す方がいいと思っているのですけれど、その方がよほど全体的に健康になる。
(深田)
やはり子供の頃、若い時は動くから、動くと血圧低くても。
(内海)
その時にね、動いた時は血圧が上がるのですよ。100m走の選手などは200ぐらいありますからね。だからそれは別に問題ないのですよ。血管に可動性があることの方が大事なので、日常的なところは低い人がいてもいいのですけれども。それが歳がいってきて40、50、60歳になって高くなってきても、それはどうしても歳をとると少しずつ血管が硬くなるから、それで押さないと向こうへ行かないので、だからそれで上げるというのは血を巡らせるためには必要なこと。だから上がってもいいのですけれども、心筋性梗塞が怖いとみんなが言うのですが、実際には血圧が上がっても心筋性梗塞は増えないというデータがいっぱいある。減るというのもある。
(深田)
関係ないのですか。
(内海)
そういうのがいっぱいあります。僕の本にも、他の人の本にも出ていると思いますけれど、でも血圧が低いと確実に増える病気がある。
(深田)
何が起こるのですか。
(内海)
ガンと感染症と認知症
(深田)
なぜですか。
(内海)
ガンはまず免疫が非常に重要で、あと栄養状態が重要なのですけれど、血圧が下がるとそれがいかないから、栄養状態と免疫が下がる。それで認知症は脳に血がいかないから。感染症は同じく免疫が下がるから感染症になり易い。
(深田)
それでは血圧は高い方がいいのですか。
(続きは動画をご覧ください)