差別で飯を食うな!前田日明が同和団体に突きつけた「日本で誇り高く生きる覚悟」 前田日明氏 #554

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【目次】
00:00 1.オープニング
00:36 2.差別ビジネスで儲ける不届き者が居た
05:22 3.昔の日本は帰化条件が厳しかった
07:04 4.部落差別の撤廃と人間の解放を求める活動
12:04 5.嫌韓プロパガンダの裏側?

(深田)
皆さん、こんにちは。政経プラットフォームプロデューサーの深田萌絵です。今回は、リングスCEOの前田日明さんにお越しいただきました。前田さん、よろしくお願いします。

(前田)
よろしくお願いします。

(深田)
前回のお話の中では「在日特権みたいなものはない」というお話でしたが、実はその後、転々として特権のようなものが出てきたというお話でしたね。

(前田)
「特権が出てきた」というのではありません。昭和30~40年代にかけて、差別をしてはいけないという機運が出てきて、教育が始まりました。全国水平社や部落解放などの映画を見せられました。その頃「なぜ差別をするんだ、差別反対」と言って怒鳴り込む程度なら良かったのですが、差別をネタにしたビジネス、いわば“差別で飯を食う奴”が出てきたのです。マスメディアを利用して損害賠償を取ったり「俺たちは差別で損をしている」と主張することを職業にしたりする者が現れました。

(深田)
差別を職業にしている人ですか?

(前田)
差別がお金になるからです。例えば不動産業などで、いわゆる部落や在日の朝鮮部落と言われる地域の土地を売る際、役所に乗り込んで大暴れするわけです。担当者をターゲットにして、ストーカーのように毎日いじめて追い込み、無理やり土地の種目を「調整区域」から「第二種住宅地域」に格上げさせます。そうすることで土地の価格を何十倍にも跳ね上げ、売却して大儲けするという手法がありました。

(深田)
怖いですね。それは不動産業者ですか?

(前田)
不動産に限らず、いろいろな業態で差別をネタにしたビジネスがありました。

(深田)
そういう差別ビジネスに加担した人たちもいた。そうした人たちの存在が在日に対するイメージが悪くなる原因だったのでしょうか?

(前田)
在日社会の中でも、在日同士で「お前、朝鮮丸出しやな」と言うのが最悪の蔑み言葉でした。これは「ルールもなく、自分のためだけに生きている」といったニュアンスで使われます。日本で生まれ育った在日の人間が考える「祖国」というものは、今の半島にはもうないのです。

(深田)
本当の祖国は李氏朝鮮ですよね。

(前田)
自分たちが半島に戻ってどういう扱いを受けるかというと“パンチョッパリ”です。つまり半分日本人と言われます。

(深田)
結構ややこしいのですね。

(前田)
ややこしいです。

(深田)
前田さんの祖父母の方は、李氏朝鮮時代に日本へいらっしゃったのですか。それとも大韓帝国時代なのでしょうか?

(前田)
厳密に言うと、大韓帝国時代です。1910年日韓併合以降にこちらへ来ました。でも大韓帝国と言っても誰も知らないですよね。

(深田)
十数年ぐらいしかなかったですよね。だから、あまりイメージが湧かないですよね。

(前田)
あっという間に日韓併合になりました。李氏朝鮮が国としての体をなさなくなり、混乱を極める中で「大韓帝国」という国号を掲げました。しかし、それが世間に浸透する間もなく日韓併合となったため、実態を知る人はほとんどいません。

(深田)
日韓併合によって、その後は日本人として生まれましたが、戦後には再び日本国籍を失い、朝鮮籍に戻ったという状態だったのでしょうか?

(前田)
国籍については、今のように簡単に「国籍をあげる(取得する)」と言えるような状況ではありませんでした。自分は24歳の時に会社の方針などで、帰化を勧められました。親に相談すると「お前はこの国で生まれて死んでいくのだから、やるべきだ」と言われ、帰化しました。

当時は交通違反が一つあるだけで許可が下りないほど、今とは比べものにならないくらい審査が厳しかったのです。さらに、三親等以内に前科者がいてもだめでした。日本に移住している住民票の住居歴の書類提出、つまり半島を出る際にどこの港から日本のどの港に入ったかという証明まで求められました。しかし、そういう証明書は戦争で焼けてあるわけないですよ。

自分は「協定永住者(※1)」の父を持つ子供として協定永住権を持っていましたが、これも過酷な条件で、1年ごとに入管で延長手続きをしなければならいのです。それを知らずにアメリカなどへ留学してしまい、協定永住権がなくなり、帰って来られなくなった人も大勢いました。だから、戦争まで行かせておいて、なぜそのようなことをするの?戦争まで行ったのですよ。

※1)協定永住:日本国に居住する大韓民国国民の法的地位及び待遇に関する日本国と大韓民国との間の協定の実施に伴う出入国管理特別法(昭和40年法律第146号)第1条の許可を受けているもの

(深田)
戦争に行ったのか行かなかったのか、それはすごく思いますよね。

(前田)
それはそうですよ。何の疑いもなく日本のために戦争まで行って、命からがら帰って来ました。台湾や半島の人たちに対する徴兵は昭和19年から始まりましたが、それ以前から多くの人々が熱烈に志願して戦争に行きました。

親から反対されて「何で日本のために(戦争に)行くんだ」と言われて「この国でずっと俺の子どもも孫もひ孫も暮らしていく。その時にうちの孫やひ孫がお前のおじいちゃんはあの戦争の時に何をしたんだ。『戦争に行ったのか?』と言われた時に、行っていなかったら孫やひ孫が悲しい思いをするだろう。だから行くのは当たり前だ」と言って、みんな戦争に行きました。

(深田)
いろいろな方がいらっしゃって、真剣に日本国籍を取得し日本人となり日本人として生きていこうとした人たちがいました。一方で、差別利権で生きていこうとした人たちもいたのですね。

(前田)
残念ながらそういう人がいました。差別利権が、いつの間にか職業になってしまいました。昔から同和と在日関係は、差別で飯を食っている人たちがいますね。

(深田)
日本人だけれども差別利権で食べている人たち、しかも本当に税金を払っているのか分からない人たちがいますよね。一人一人の人間をちゃんと見ていかなければならないということですね。

(前田)
俺は以前、奈良で全国水平社(※2)に呼ばれて講演したことがあります。

(深田)
水平社とは何ですか?

(前田)
水平社とは同和です。部落解放同盟のことを全国水平社ともいうのです。そこでは「国からの援助金がなくなる、これからどうしよう」という議論がなされていました。その頃は新井将敬(元衆議院議員)さんの自殺の後で、自分はカミングアウトしたのですよ。

講演で私は「部落地区と言うと、朝鮮部落と場所はほぼ同じところです。自分たちは事業をやるにしてもお金を一銭も国から貰ったことがない。戦争まで行ったが、国籍を取り上げられて『朝鮮』と罵られたけれども、国からは一銭も貰っていない。戦争に行っても、恩給さえも貰っていない。死んだからと言って、何か功績があったわけでもない。そんな甘えたことを言っていいんですか」と言ったのです。

会議の後「ヤバいことを言ったかな」と思って主催者に「後で、殺されませんか?」と聞きましたね。まあ、そういうことがありました。

※2)全国水平社:1921年に設立され、戦時中に消滅。その運動は部落解放全国委員会(1946年結成)、部落解放同盟(1955年改称)と引き継がれた。

(深田)
はっきり仰ってくださってありがとうございます。そうやって気高く生きている方もいらっしゃるのですね。

(前田)
日本社会は、在日探しをするのですよね。自分がプロレスの世界に入った時に『Number』という天下のスポーツ雑誌が「力道山の真実」という題名で大特集をしたのです。そこで何を暴いたのかというと、力道山は朝鮮人ではないかと力道山がこんなひどい人間だったと羅列しているのです。

作家の立原正秋さんは父親が日本人、母親が韓国人で半島生まれということだったのですが、俺が高校生ぐらいだった頃、ある人が韓国の資料で帰化した事実を見つけました。そこで「お前、嘘をついているんじゃないよ。父親も母親も朝鮮人で、お前は完璧に朝鮮人じゃないか」と暴かれて文壇から引きずり下ろされたのですよ。

俺はそんなことを見るにつけて「何で?どんな悪いことをした?」と思って「日本社会で功績のある人を差別の標的にする必要があるの?」といつも思っていました。

(深田)
嫌韓プロパガンダは、親台湾プロパガンダとセットで出てきます。そうしたプロパガンダは、右派から出てきています。私自身が右派の論壇にいたので、疑問に思っていました。嫌韓プロパガンダを出している人たちは、背後には台湾と繋がりがあります。それがスポンサーとして入っている時もあったり、人間関係として深く入り込んでいたりと絡みがあります。だから、在日台湾人は、叩かれたことがありません。

(前田)
台湾イコール中国です。日本は明治の頃までは、漢籍に基づく色々な人格教育がなされていました。中国に対する憧れの延長線上で、台湾を同胞的な扱いをしました。朝鮮というのは、中国からすると属国で、中国によって支配されている家来みたいな国でした。ですから、台湾と比べると「少し違うのではないか」という見方をされることがあります。

(深田)
そうした見方をする人は、確かに多いです。

(前田)
それなのに、日本に対して「文化も何もかも全部うちから持って行っただろう。偉そうな口をきくんじゃない」みたいなことを言いますが、そんなことはどうでもいいですよね。

(深田)
そのような言い争いは結構ばかばかしいですよね。本日は、リングスCEOの前田日明さんに「在日特権はやっている人もいれば、やっていない人もいるだけの話だ」ということをご説明いただきました。前田さん、貴重なお話をありがとうございました。

(前田)
ありがとうございました。

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