#426 アラフォー女子の恋愛のリアル。 もえP爆笑!宇宙に彼氏をオーダーする!? うた桜子氏

(深田)

皆さん、こんにちは。政経プラットフォーム、プロデューサーの深田萌絵です。今回は、流山市議会議員のうた桜子さんにお越しいただきました。桜子先生、よろしくお願いします。

桜子先生は、「うた先生」と呼ばれることが多いですか?それとも「桜子先生」と呼ばれることが多いですか?

(うた)

「うたさん」とか「桜子さん」です。「先生」はそこまで多くはありません。

(深田)

「うたさん」と「桜子さん」では、どちらが多いですか?

(うた)

女性からは「桜子さん」が多いかもしれません。男性はちょっと遠慮して「うたさん」と呼ぶ方が多い気がします。

(深田)

私は男女から「萌絵さん」と呼ばれています。

今回のテーマは「ガールズトーク。アラフォー女子のリアル」です。私はよく「フェミニストなのですか?」と聞かれるのですが、そうではありません。女性として生きやすい部分と生きにくい部分が日本にはあると思っています。自分の服装に関してもそうなのですが、桜子先生のような花柄のワンピースを以前は着ていたのに、ある時から着られなくなってしまいました。

40歳を過ぎた頃だったかと思うのですが、「いつまでも可愛娘ぶるな」と言われることが増えてきました。「スタイリストを付けて、きちんと服装を変えろ」とすごく言われたこともあって、だんだんと女性美を楽しむような服を選べなくなってきました。

そんな中で今日、うた先生に眩しいお姿で登場して頂いたので、「やはりこれでいい」と思えました。

(うた)

私も一応年齢は気にして、たとえばミニスカートや谷間の見えるような服は着ないようにしていますが、色使いは楽しみたいと思っています。今日は「黄色の日」なのですが、例えば「紺の日」とか「水色」などのいろんな色を試して「今日はこれを着たいな」というふうに選ぶと、気持ちがアップします。地味な服よりも、気持ちがキラキラできます。

ですが、ギリギリのところは気を付けています。例えば、過度なミニスカートは履かないとかです。その上で、色の組み合わせを楽しんだりしています。

(深田)

でも、選挙に出馬される時に、結構いろいろ言われたことがあったと投稿されていましたよね。

(うた)

そうです。女性議員なので「髪型をショートにして、パンツスーツを着ないと女性票が入らない」とか言われたことがありました。でも私は「なんじゃそれ?」と思ったのです。海外では女性らしい格好の議員は多いです。「なぜ日本では女性が男の格好をしないといけないのか」と疑問を抱きました。私は女性の声やお母さんの声を反映させたいと思っているのです。

つまりそれは、「政治は男性のものだ」という感じになってしまっているのかなと思いました。でもそれは正しくないと思います。多くの声と共に「女性の声」も届けるためには、しっかりした格好は大事だけれども、色使いは女性らしい色を使ったりして楽しむことは良いことだと考えています。

(深田)

再婚されたのは最近のことですか?

(うた)

そうですね。4年前だったと思います。

(深田)

どうやって見つけるのですか?

(うた)

方法はいろいろあります。私も実は「婚活パーティー」のようなものに行ったことがあるのです。ベルが「チリリリン」と鳴って「はい、次!」みたいな形式でした。

男性が自己アピールをして、「私はどこの企業で、年収〇〇万円で…」「チリリリン♪」「はい、次!」みたいな感じで男性がどんどん入れ替わっていきます。…(萌絵さん)すごいドン引きしていますね?

(深田)

顔に出てすみません(笑)

(うた)

本当に私も「なんじゃこりゃ」と思いました。あれは日本特有のものらしいですが、全然恋ができません。条件を決めて結婚するみたいな感じなので、ハートやホルモンが置き去りです。

(深田)

そうですよね。そこでホルモンは関係ないですよね。

(うた)

そうなのです。「自分が恋している」とか「好きになっている」という楽しい気持ちは置き去りで、ただ単にステータスを気にして結婚する感じだったので、これはちょっと嫌だなと思いました。

それからは、他のいろいろな会に出ました。その中で、「ハーフ会」というハーフの人たちが集まる会があって、たまたまそこに足を運んだ時に今の夫と出会ったのです。

(深田)

先日お会いしましたが、素敵なご主人ですね。

(うた)

日本人とどこかの国のハーフの方たちが集まる会だったのですが、その中で話が合ったのです。私が求めていたのは、得意な分野で補い合える関係でした。「これができて、あれができて」という相手ではなく、補い合える関係の人と繋がりたいなと思っていました。私もいろんな男性にうまく騙されたこともあったので……。

(深田)

分かります(笑)

(うた)

それで「どうしたらきちんと考えてくれる男の人に出会えるのかな」と思って、いろんな本を読みました。その中で、すごく変なタイトルなのですが『宇宙に彼氏をオーダーする』という本があったのです。

「なんじゃこれ?」と思いながらも、口コミを見ると「本当にオーダーが来ました!」というようなことが書いてあったのです。半信半疑でしたが試しに購入して読んでみたら、すごく面白いことがたくさん書いてあったのです。

エネルギーの使い方について面白いことが書いてありました。例えば「何かを叶えたい」と思っている時に、すごく強く念じると叶わないそうです。「重い念」になってしまって、この世のエネルギーの中では下の方に行ってしまい、(宇宙に)届かないらしいです。逆に「もう天(宇宙に)にオーダーしたからもう叶った、ラッキー」みたいにして忘れるくらいの軽い気持ちでいると、ある日ふと願ったことが叶いますというような内容でした。

私の過去の経験と照らし合わせても、確かに宗教をすごく信じている人で泣きながらお祈りをしているような、とても素晴らしくて優しい人たちに、なぜかいつも悪いことばかり起こっていたのです。でも、そのルールには当てはまるわけです。確かに彼らは結構重い念でお祈りをしていました。もう少し軽い気持ちで良いのです。

チャラい人たちは軽いですよね。そういう人ほど女性が引っ掛かります。ガチガチの硬派は嫌厭されてしまってうまくいきません。それを考えると、そのルールは実際に現実で見てきたルールだなと思いました。

それで、私もExcelで「宇宙に彼氏をオーダー」してみました。

(深田)

Excelで!(爆笑)

(うた)

それで「ポチッ」とオーダーしてみました。でも最初は、自分と似たようなタイプの人をオーダーしてしまいました。そしたら自分と似た人が来ました。なんだか自分の悪い部分を鏡で見ているような感じがして、「ちょっとこの人を好きになれないや」と思ったのです。そこでExcelを編集したのです。

そのExcelには「〇〇ではない」と書いてはいけないルールです。例えば「ハゲではない」ではなくて「毛根が強い人」な感じです。

とにかく「ポジティブ」です。そうするとわがままに書けるわけです。自由に、遠慮せずに理想を書き出して、再び宇宙にオーダーしたら、数ヶ月後に今の夫に出会ったのです。後で考えてみたら結構全て当てはまっていました。「スペイン語と日本語と英語が話せる人」とかなり厳しいことも書いていたのですよ。

(深田)

いいですね…。私も英語が話せる人でないとちょっと出かける時に不便だなと思います。

(うた)

オーダーしたらいいと思いますよ。

(深田)

そうですね。確かに、軽く願っていることは叶いますよね。

(うた)

ある人をちょっと思い出したら、ある日いきなり現れることがありますよね。だから、ちょっと軽く考えたりするのもいいかも知れません。

(深田)

恋愛以外全て叶っていますね。でも自分の中では「後腐れのない人がいい」と思っていたからそういう人ばかりだったのかも知れません。昔、ストーカーにすごく見舞われたのです。だから「付き纏わない人」と思ったのです。

(うた)

だから「ない」はダメなのです。「サラッとした人」とか、そういう書き方がいいです。「付き纏わない人」と書くと「付き纏う人」が来てしまうのです。「心配事は叶ってしまう」というルールがあるらしいですよ。

(深田)

「スパイ映画みたいなことが起こらないかな」と思っていたら叶っちゃいましたからね。恐ろしい目にたくさん遭いました。FBIに呼び出されたりCIAと会ったり刑事告訴されたりしました。もうスパイ映画みたいな人生はご馳走様なので、次は違うことを願えばいいのでうね。

(うた)

そうです。「軽い気持ち」で「肯定形」で違うことをオーダーすればバッチリです。

(深田)

桜子先生は日本に来てから「日本で生きづらいところがあるな」とか「女性としてしんどいな」感じたところはありますか?

(うた)

もちろん私は日本で育っているので、その環境の中で育っています。例えば、幼稚園の頃はみんな「プリキュアが好き」とか「何かキラキラしているものが好き」とか「可愛いものが好き」とか「ピンク好き」とか「お姫様好き」という子は多いと思うのです。

でも小学校に上がると変わります。私もそうでした。小学校に上がった時に、お洒落な子が「あの子ちょっとお洒落じゃない?」とか悪口を言われているのです。私の母がよく刺繍とかをしてくれて、私は可愛い服を着ていたので「やばい、お洒落な服を着ていたら悪口を言われる」と思いました。そこで慌てて母に「ちょっと悪いけど薄汚い服が欲しいんだけど」と言ってお願いしたら驚かれました。そして親戚からお下がりをたくさん貰って来てくれました。「これこれ!」と思って毎朝その服を着て、学校でいじめられないようにしたという経験があります。あのお陰で、私はいじめられなかったのです。

(深田)

それも何か変な話ですよね。

(うた)

でも本当にそうだったのです。女の子っぽい格好をしてしまうといじめられてしまうと小学校1年生で感じて実行したわけです。多分多くの日本人の方々はそれを意識しながら生きているはずです。

(深田)

「可愛くしていいのは、スクールカースト1軍の子だけ」みたいなものがありましたね。同じような服装の子で集まりますよね。

(うた)

確かにそうですよね。

ですが海外に出た時に、逆に「女性であっていい」という開放感を感じたことがあります。日本では、自分でも気付いていなかった女性内での引っ張り合いとか、「こういう服を着てはダメ」とか、「40代がピンクばかり着ている」と言われたりするので気にしますよね。

私は日本で育ったので、ルーツが気になってエルサルバドル大学を卒業したのですが、女性がみんな女性らしくしていました。そこで「女性らしくしていいんだ」と解放されました。

(深田)

日本では地味にしなくてはいけないようなところがありますよね。それはそれで文化なのですが、私はもう少し楽しんでもいいのではないかなと思います。

(うた)

私の息子は男っぽい赤が好きなのですが、中学でバスケ部に入った時に赤い靴が欲しかったのです。ですが「新入生が赤い靴など目立つ靴を履くのは良くない。黒がいい」と言われたようです。自分の好きな色を暗黙の了解で履けない状況がありました。

(深田)

私は30代の頃、飲み会に行く時に女性から連絡があって「萌絵ちゃん今日はどんな服を着るの?」「写真送って」などとよく言われました。服が被りたくないからだと思いますが、色だけならまだしも、写真となるとだんだん怖くなってきました。

(うた)

それは少し怖いですね。

(深田)

「おとなしくしなくちゃいけない」とばかり思い過ぎている気がします。女性だけに限らず男の人もそうです。

(うた)

変なルールが雑誌で決められているように思います。

エルサルバドルでは女性のことを「花」だと言います。例えば「チューリップも美しいし、ヒマワリも美しいし、それぞれの花は全て美しい。女性というのは花だから全ての女性は美しい」というのが彼らの考え方です。

私は最初、「彼女がいるのになぜ『みんな花』なんていうのだろうか?」と思っていました。でも今だったら結構納得しています。

日本には時代の流行り(はやり)があります。今の流行りは「眉毛が太い」ですが、私が若い頃は「細眉」が流行っていました。眉毛までが流行りの顔で決められていて、今は顔が小顔になる「美の黄金比」が勝手に決められて、「これに入っている人はモテる」「入っていない人はちょっと…」と言われてしまいます。

外から毎日情報を受け取ることで、「美しいヒマワリ」の人が「私、チューリップに整形しないとモテないんじゃないかな。気にしちゃうな」と思って、すごく自己肯定感が下がってしまいます。せっかく自分は自分らしく自分のパーツを楽しんで美しくありたいのに、「今はこの顔が流行っている」「今はこのスタイルが流行っている」と思ってしまいます。動画でも「そうじゃない私は浮気された」とかが流れてきて「私はダメなのだ」というようにして、(そうなりたい)人を追ってしまっています。

「人を追い求める人」は実は魅力がありません。自分を持っていないからです。

(うた)

そういうのは本当に怖いですよね。他人の基準に合わせようとすると自分が分からなくなってしまう。結果、自分がどんどん消えていってしまいます。

(深田)

他人になろうとする人はそうですよね。

(うた)

なので、それをずっとやっている人は「整形中毒」とも言われています。例えば、二重(ふたえ)に整形した女性が海外に行ったら「一重(ひとえ)はキリッとしていてカッコいいよね」と言われて、日本に戻ってから一重に戻したという方もいます。

「日本ではこういうのが良い」という、その固定概念でずっと考えていると、海外に行った時に「美の定義が全然違った」と驚くのです。エルサルバドルではそれこそ「お尻が大きければモテる」ということだってあるのですが、日本では「小尻体操」まであります。

ですから「自分らしく美しくある人」は、結構どこの国に行っても追われますよね。ストーカーは困りますが。「自分らしくある人」は魅力的なので、自分らしく自分のパーツを活かしている人は、それなりに人から「素敵だな」と思われると思います。

(深田)

私は桜子先生の堂々としているところが一番好きです。私は日本人なので「少しおどおどしているな」と感じます。

(うた)

私も以前はそうでした。敬語をあまり使いたくないから先輩と喋れなくてずっとおどおどしていて、人前でも全然喋れませんでした。でも海外に出た時に、日本人に会うと嬉しかったのです。それからは先輩やいろいろな人たちと喋れるようになりました。

そして、日本に帰国して来たらかなり吹っ切れました。

(深田)

皆さん、もっと人生を楽しんで下さい。女性も男性も外からいろいろ言われて悩むこともあると思いますが、好きな服を着て好きなように生きて下さい。

今回は、流山市議会議員のうた桜子先生にお越しいただきました。どうもありがとうございました。

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