#383 公文書偽造まで!? 西田昌司で京都は滅ぶ驚愕の真相! 二之湯真士氏

(深田)

皆さんこんにちは。政経プラットフォーム、プロデューサーの深田萌絵です。今回は参議院選挙京都選挙区無所属で出馬されている二之湯真士さんにお越しいただきました。二之湯先生よろしくお願いします。

(二之湯)

よろしくお願いいたします。

(深田)

西田昌司被害者の会から先生をご紹介いただきました。西田昌司参議院議員の被害者はどれくらいいるのでしょうか?

(二之湯)

かなりいますね。私の同僚の京都府議会議員にも、選挙でいろいろな進路を妨害された人だとか、あるいは選挙に出る準備をしていたのですが、住所地というか居住実態がないと当選しても無効になりますよね。居住実態は確かに選挙区内にあるのですが、2拠点のような形で住まわれていた方です。その人は若干反西田だったので、結局出馬を断念させられたことがありました。私が自由民主党青年局で一緒に活動していた若手の議員たちも何人か除名されました。

(深田)

ああ、反西田で?

(二之湯)

反西田ではないのですが、親西田議員と敵対していました。

(深田)

なるほど。自民党はえげつない(とんでもない)ですね。

(二之湯)

そこまで権力を使って、政敵を排除する人はあまりいないです。

(深田)

そんな悪い奴は西田昌司と萩生田光一ぐらいですよね。安藤裕先生も西田昌司議員の被害者ですよね。

(二之湯)

はい。私はこのチャンネルで全て観させていただきましたよ。

(深田)

視聴者の皆さんにも是非観てほしいと思います。

(二之湯)

僕が京都府会議員の時に、安藤裕さんの地元の地方議員が集まって「ああだ、こうだ」と話しているのを思い出しました。

(深田)

西田が「悪口を言って回れ」と言っているのでしょうね。そういう奴だと思います。西田昌司氏は他にもいろいろとやらかしていようですが、北陸新幹線問題で何かあるのですか?

(二之湯)

大変な嘘をついています。多くの京都府民を期待させて、逆に奈落の底に突き落として、大きな失望を与えたと思います。

(深田)

いつもやっていますよね。「インボイスは心配しなくていい。俺が何とかする」と言いながら、何もしないとか、色々ありますよ。それで、何があったのですか?

(二之湯)

東京から大阪を日本海側から通すという北陸新幹線は敦賀まで来ています。敦賀から西は京都、大阪で、その区間は「全額、国のお金で整備する。地方の負担はゼロだ」と言ってきたのです。北陸新幹線はJRが線路を借りて運行するので、線路を借りるためにお金を出すだけです。残りのお金を国が3分の2、地方が3分の1としてずっと負担してきたわけです。京都よりも財政力の小さい北陸3県も『私たちの悲願だ』と身銭を切って北陸新幹線を通したわけですよ。にもかかわらず「敦賀から西の京都、大阪は、全額国のお金(負担)なんだ」と、ずっと言ってきたのですよ。

(深田)

西田氏が「全額、国のお金なんだ」と言う根拠は何かあるのですか?

(二之湯)

ないです。京都で地方議員がその話を聞いていると、その話ばかりするのです。あたかもそれが国の中で浸透していずれそうなるのではないかと思っている人もいたのです。実は、私は幸いというか京都府議会の副議長か建設委員長をしていた時に北陸新幹線建設促進大会に行ったのです。その時にちょうど西田さんが「全額国のお金で行くんだ」と挨拶していました。その後に福井県の高木毅(当時衆議院議員)さんが「そんなことはあるわけがない」と言って、同じ促進大会の中でそういうバトルがありました。私も「そら、そうやろ。そんのな認めるわけないよね」と(笑)。

(深田)

そんなわけないだろうと(笑)。

(二之湯)

そうなのですが、信じている人が結構いたのです。期待をしていたのです。

(深田)

西田氏は真顔で出鱈目を言うのですよ。彼のYouTubeを見ていると「インボイスなんて始まりません。あるんだけれども、実質的に始めることはできない。なぜなら私が反対しているから。だから皆さん安心してください」と言いながら、インボイスが始まると、普通に進んでいます。

(二之湯)

それに対して釈明しないでしょう。「私は言っていたけど、間違っていいました」とか、謝罪がないですよね。

(深田)

全然ないですよ。

(二之湯)

この北陸新幹線の『地元負担ゼロ、全額国費論』も全く説明がない。それで、2023年の暮れに私が京都市長選挙に出ると決めて、どの訴えを前面出していくのかと考えていた時に、西田さんが突然、自分のYouTubeで「北陸新幹線はこれから全体の事業費が3兆円だとすると京都の負担は1兆円です」と急に言い出しました。『ええ⁉全額国負担じゃないの?』となりました。そこで私は2024年2月投開票の市長選挙では「京都1兆円負担やめる!」と延々と訴えました。それでようやく京都市民は「ああそんなことがあるんや」と気がついてくれました。

(深田)

西田氏は公共事業の建設業者と繋がっているのでしょうか?

(二之湯)

繋がっているとしか思えないような感じもします。公共事業、建設業者というよりもJRと繋がり深いのではないかと思います。

(深田)

安倍派はJR東海の葛西敬之会長がね、ずっとバックについていたので、そういう関係もあるかもしれないですね。

(二之湯)

北陸新幹線はJR西日本なのですが、西田さんの一声で自民党の関係者がJR西日本の関係企業の顧問として就職させてもらっている。仕事は何もしなくてもいいということです。

(深田)

それは議員をしながらの顧問ですか? 

(二之湯)

議員ではなく、例えば選挙に出たかったが、出られなかった人や落選した人などです。

(二之湯)

西田氏自身も6年前の参議院選挙はJR西日本の会社が保有するテナントを借りていました。

その時の収支報告書を見ると「選挙事務所のお金はどれだけ払ってるのかな?え⁉払ってるの?」と思いました。

(深田)

え、払っていない?

(二之湯)

その当時その年度の報告書を見る限り、払っているようには見えないです。

(深田)

ああ、なるほど。実質的な献金のようになりますね。

(二之湯)

ただ、事務所の家賃を免除してもらったら、それも選挙収支報告書に書かないといけないのですが、それもないし、聞くところによると「前年度に払った」とか言っている。

(深田)

その前年度の報告書に本当に書いてあるのですかね?

(二之湯)

分からないです。わからないのですが、当該年度の選挙収支報告書を見る限り、疑わしくなるようなことを含めて、JR西日本の意向をかなり汲んでいるのではないかと思いますね。

(深田)

私は、西田氏の何が信じられないかと言うと、あの人は税理士なのに「インボイスの増税分は払わなくていいんだ」と言い切っていました。「いやいや、税理士なのに脱税を勧めるのはだめでしょう」と思いますよね。

(二之湯)

ご自身の信念を持って、発言するのはいいと思うのですが、現実はルールや法律があります。

(深田)

あの人は事実と完全に異なることを真顔でカメラ目線で言ってしまうのです。

(二之湯)

それはものすごく多いですよ。さっきの全額国負担問題ですね。この京都問題が京都府民や市民の関心をものすごく集めたのは昨年、敦賀まで開通した時です。国土交通省が小浜―京都でいくらお金がかかって、どれだけの時間がかかるのかという数字を改めて出したのです。そうするとルートを決める時に大体15年でできると言っていたのがやはり、期間が伸びるのですよね。最長28年と約2倍になったのですね。それで、2兆3000億だった事業費が最大で5兆3000億と2倍以上になっているのですよ。

ルートを決めた時に『費用対便益で小浜―京都は京都駅を通るので有利だ』ということで決まったのに『費用対便益が1を切っているのではないのか?投資に見合った効果、収益が得られないのではないのか?』という疑いが出てくるのは当然でしょう。

(深田)

そうですよね。

(二之湯)

それで与党の整備委員会で、石川県の岡田直樹参議院議員が、もう1回他のルートも検討すべきだと言ったら、西田昌司委員長が「小浜―京都ルート一択だ」と。西田委員長が「今からそんなことを言う人はいらない」と言って、整備委員会の委員数を大幅に削減して反対派を排除していったのですよ。だから整備委員会では基本的に小浜―京都しか議論できないようにしていったのです。

(深田)

ああ、西田氏らしいですね。

(二之湯)

状況が変わり、より良いものを考えようようという時には、いろいろな人の意見を聞くべきなのですが、小浜―京都以外のことを言う人は首を切られます。

(深田)

これは西田問題ですね。京都問題ではなく、京都府は西田問題ですね。討伐した方がいいですよ。

(二之湯)

本当のことを知らない人もが多いので、お話ししますが、実はお膝元の京都の自民党の議員の間にも、空気がざわざわと広がってきています。地方議員は有権者と一番触れ合います。このままでは府民の反感を買うので、昨年の11月に自民党京都府議会議員団が、府知事に『国に小浜―京都ルート再考を求める要望書』を出したのです。それは自民党の京都府議会議員団全員の署名で、京都新聞にも他の新聞にも載りました。

(深田)

全員、反西田ですか?

(二之湯)

新幹線については反西田と取られかねないですね。そうすると西田氏は激怒したようです。その時の自民党議員団の幹部は親西田だったので「こんなものはだめだろう。西田さんが推している小浜―京都が揺るがないような形で文章を書き直させ」と指示を出しました。

(深田)

要望書には署名がありますよね?

(二之湯)

印刷ですが、署名があります。それをもう一度違う文章で、議員団のみんなに諮ることなく議員団全員の名前をつけて、改めて知事に出させた。

(深田)

え⁉それは偽造ですよね?

(二之湯)

それで、私も要望書を調べると、大問題になると思いました。議会がどういう意思を持っていたのかとかいうことは後世の記録になるので、公文書になるらしいです。

(深田)

公文書偽造罪ですか?

(二之湯)

公文書を書き換えさせたということですね。「いや、あれはメモが流出したんだ」と幹部が訳のわからない言い訳もしている。僕は、事実はどうなのかと思い、京都府に公文書の開示請求をしました。すると、書き換えた後の内容の公文書が出てきました。

(深田)

えー⁉

(二之湯)

だから西田さんがそういう指示をした。それを一部の幹部がみんなには諮らず、内容を書き換えて、議員団全員の名前を添えて、もう一度知事に出したのです。

(深田)

普通に犯罪ですよ!

(二之湯)

しかし、それについて「西田さんはやりすぎだ。おかしい」と発言する府議会議員がほとんどいないというのが今の京都自民党です。西田独裁による腐敗です。もうね、西田さんに反抗しようものなら、また処分されるかもしれないのです。

(深田)

嫌がらせとか除名ですね、

(二之湯)

ずっと異論を抑え込んできたのですが、京都府知事や京都市長も与党に呼ばれて、「実際、地元の地方公共団体としてはどうなんだ?」と聞きました。そしたら「地下水や地盤沈下、地下トンネルを掘る時に出てくる土が心配だ。交通渋滞や文化財、財政負担も心配だ」と言いながら「国に丁寧な調査と説明を求めます」と言って反対をしないのです。これもなぜかと言うと京都府知事、京都市長というのは、やはり自民党が中心となる政党が選挙母体を作りますからね。

(深田)

結局、西田氏が幅をきかせているので逆らえないということですね?

(二之湯)

まあ、そうですね。そういう風になってしまうのです。私は「困ったなあ」と、いろいろな人に話をしていたのですが、ここに来て、議員の良識が出てきました。小浜―京都ルートで地下トンネルの場所に当たる南丹市美山町では、ずっと反対運動があったのですが、今年の2月に、その市議会で自民党籍を持っている人たちも含めて「この計画はちょっと待て」という決議が出たのです。

(深田)

すごいです!さすがに負担が重すぎるということですね。

(二之湯)

そうです。さすがにこの事業はやばいとなりました。6月になると、京都市議会で決議がありました。京都市議会は自公合わせても過半数がありません。自民党は「現行案でいい」と言っているのですが、それ以外の会派が一緒になって「この地下トンネル計画を撤回しろ」という決議が通ったのです。

(深田)

え⁉京都市議会で通ったのですか?京都のど真ん中ですよね?

(二之湯)

そうです。6月末には綾部市議会でも決議されました。トンネルは由良川に沿って、その周辺を掘るのですが、その時にヒ素が由良川に混入する危険がある。由良川は綾部市の飲料水に使っていて、農業などにも使います。舞鶴ルートがこういうことになってきたので、舞鶴市も「もう一回検討しろ」と議会で可決されたのです。綾部も舞鶴でも、自民党籍を有する議員は今の計画に反対となりました。

(深田)

ああ、皆さん賢明なる判断ですね。

(二之湯)

いよいよ、そういうことになってきたのです。西田さんはそういう中でも先ほどの公文書を書き換えるぐらいの指示をして、ゴリ押しをしてずっと進めてきたのに、この参議院選挙では『小浜―京都地下トンネル計画は争点にしない』と逃げています。

(深田)

いつもの西田氏ですよね。なぜ西田氏は小浜ルートにこだわっているのでしょうか? 

(二之湯)

理由は3つぐらいあると思うのですよ。1つは振り上げた拳を下ろすことができなくなってしまった。

(深田)

いえ、多分そういうタイプではないです。サイコパスなので、知らない顔すると決めたらそうすると思います。

(二之湯)

2つ目は今でもこのルートが素晴らしい案だと信じ込んでいるということです。

(深田)

そういうことは考えない人間だと思いますよ。将来のためということは考えないタイプです。

(二之湯)

考えないですかね。3つ目は先ほど話しましたが、やはりJR西日本と癒着しているのではないかということです。

(深田)

それが一番可能性が高いのではないでしょうかね。

(二之湯)

何度も申しますが、この事業費が大きくなってもJRは困らないのですよね。「鉄道を借りて、運行してくれ」と頼まれる側としては「収支が合わなかったらやりません」と言うだけなので、事業費がどれだけ高かろうが鉄道を借りるお金は高くならないわけです。

(深田)

JRは痛くも痒くもない。建設会社が儲かるだけ。

(二之湯)

建設会社も儲かるし、JRも京都駅なら儲かると思っているので、今後30年、京都府民、京都市民、周辺市町村の人がどれだけ多額の負担をしようが、いろいろな環境が起きようが、関係ないということになってしまいます。

(深田)

本当に最悪ですね。

(二之湯)

そういうことは絶対に止めないといけない。

(深田)

西田氏が存在すること自体が危険だと思います。議員として真顔で嘘をつくのは許せないですね。

(二之湯)

私は西田氏に街頭演説で「大体40代の人間は視野が狭いのに、自分が正しいと思うとやりよる(行動する)。二之湯は人としてどうなのか」と批判されました(笑)。今や被害者であることを逆手にとってやっています。

(深田)

そうですね。西田氏はやばすぎますね。

今日は、二之湯先生に今回の参院選の争点は『西田昌司が本当にやばい』というお話をいただきました。先生、ありがとうございました。

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