#372 鈴木宗男の本音! 日本が目指すべきは、北方領土奪還!ウクライナ戦争終焉だ! でも消費税は増税! 自民党・鈴木宗男氏

(深田)

みなさん、こんにちは。政経プラットフォーム、ITビジネス アナリストの深田萌絵です。

今回は、参議院議員の鈴木宗男先生にお越しいただきました。宗男先生、よろしくお願いいたします。

(鈴木)

はい。よろしくどうぞ。

(深田)

宗男先生の本音が聴きたいです。今、どんなことを思っていて、何を考えているのか、いろいろ言いたい放題言って欲しいです。

(鈴木)

わたしは、いつも好き勝手言っていますから。改めて言いたい放題はないですけれども、わたしは政治家として、やり残した仕事があると思っているのです。

(深田)

どんな仕事ですか。

(鈴木)

北方領土問題の解決です。あと、日露平和条約の締結です。安倍総理が、健康を害さないで任期満了やってくれれば解決したと思います。これはとても残念です。私は、せっかく石破総理が誕生したわけですから、石破総理には歴史を作って欲しいと思っています。もう石破さんは終わったと思われていた。その人が、奇跡のカムバックですよ。

(深田)

そうですよね。石破さんは一生、惜しい男で終わるのかと思っていました。

(鈴木)

様々な要因、様相があって、自民党が石破さんを選んだのです。私は是非とも石破さんに歴史を作ってほしい。あとまだ約2年半ありますから、2年半あれば大きな仕事ができると思います。この参議院選挙を勝ち抜けば、石破政権は安定すると思っています。是非とも石破さんがロシアとの平和条約締結、北方領土問題の解決に向けて邁進してほしいし、手伝いをしたいと思います。

(深田)

北方領土を返してもらうには、どうしたらいいんですか?普通にロシアさんお返しくださいと言えば良いのですか?

(鈴木)

2018年11月11日にシンガポールで安倍総理とプーチン大統領の首脳会談がありました。この時、両方の合意は1956年の日ソ共同宣言に基づき、北方領土問題を解決するとなっているのです。安倍総理はそれを提案して、プーチンさんもそれで結構、進めようとなった一年後に安倍さんの不幸が起きたのです。私はそういった意味で、安倍さんが任期満了までもう少し頑張ってくれたらキリがついていたと思い残念なのです。しかし、石破総理は、この東アジアの安定を考えていますから、石破総理がどこかでかじを切ってくれる。ダイナミックな判断をされる。こう期待しているのです。

(深田)

石破さんが今のまま行けば、北方領土が帰ってくるチャンスがあると。

(鈴木)

石破さんの出方次第です。まずはウクライナ戦争を早く終わらせる。石破さん自信持って言うべきです。トランプ大統領、もっと指導力発揮しなさい。プーチン大統領、ここは大人の対応だ、我慢だ。我々が保証する!こう言って、私はもっと石破さんが表に出るべきだと思っています。

(深田)

なるほど。もし、何かがあって高市さんになっていたら、どうなのですか?

(鈴木)

よく言われることは、高市さんが間違って総理になれば、日露関係は勿論、日中関係、日韓関係、あるいは北朝鮮関係。全て無駄。こう言われています。

(深田)

かなり強行だからですか。

(鈴木)

強行もそうだし、基本的には歴史の事実がしっかり頭に入ってないと思います。

(深田)

今後、石破総理が続けば、北方領土も帰ってくる可能性が高いので、それをサポートされたいということなのですね。

(鈴木)

そういうことです。

(深田)

話題が変わりますが、消費税はどうですか。今、消費税減税の声が上がっていますけれども、宗男先生は消費税減税とか増税とか、お考えはございますでしょうか。

(鈴木)

私は、税金は少しでも納めたくないと思っている人がたくさんいるのではないかと思っています。また、自分が働いたお金に極力税金はかけて欲しくないなと思っている人も多いと思います。自分が好きなものを買う。今、物価がさまざま上がっている。この状況からして消費税の10%。1万円買ったら千円取られる。これは結構負担だ!こう思っているのが率直な声だと思います。そういった人たちに、しっかり説明の責任を果たすのが政治家です。今ある政党の一部には、10%無くせ!という政党もあれば、まずは5%で一回戦を引いて、ここは凍結だとか色々言っています。私はそういった人に聞きたいのです。社会保障をどうするのですか?教育費の無償を言いながら減税はないですね。地球環境、どうするのですか?一番切迫性が高いのは、日本海溝地震です。今日の新聞にも大きく出ています。北海道を含めての千島海溝沖地震なのです。南海トラフや首都直下はその後なのです。非常に切迫性が高いのが千島海溝日本海溝地震なのです。

(深田)

そうだったのですね。全然、知りませんでした。

(鈴木)

そこを考えるだけでも防災減災に向けた予算の組み立てだとか、安全対策は必要だと思います。それを考えたら、消費税減税したらできないです。

(深田)

消費税も4分の1くらいは、輸出企業に還流されているということで、納めているけれども、輸出企業は戻り税で潤っててずるいじゃないかという人もいますよね。

(鈴木)

それは短絡的だと思います。日本は輸出国家です。それによって経済力を伸ばしてきたわけです。皆、バランスを全て考えてくれればいいけれども、一方に軸足を置くと、偏った意見になりますね。

(深田)

大企業ばかり戻り税で潤って、輸出推進税というか、大企業助成金じゃないかったいう声もあるのです。

(鈴木)

私は、大企業でも日本が持っているのは下請け企業なのです。自動車にしても、あるいは各種製造業にしても、類まれな技術をもった下請け会社があります。例えば、車ならボルト一つ、ナット一つ、ブレーキ版一枚、これ全部本社の仕事でなくて、下請け企業の仕事ですよ。その下請け企業、中小企業は潤っているかというと、潤ってないのです

(深田)

消費税のせいだと思います。

(鈴木)

消費税でない。親会社は儲かっている。内部留保もしている。親会社が配慮すれば、ガラッと変わりますよね。契約あげれば良いじゃないですか。

(深田)

それを変えられるような施策ってあるのですか?

(鈴木)

こういうのを政治、春闘と言って、今、石破総理も前の岸田さんも労働組合の代表とよく会っています。また、連合の職員も総理大臣補佐官にまでしています。それは大きなことはうまくネゴしながらも、実際日本の経済を支えているのは97%中小企業なのです。中小企業あっての日本なのです。

(深田)

下請法の改正みたいなので、

(鈴木)

下請けの人が、尚また大変なのです。そういった人に潤いを与えられる、あるいは夢と希望が与えられる私はそういった展開にしないといけないと思うのです。同時に、連合という労働組合の大組織がある。これは立憲さんの選挙をやってますが、立憲さんが本当に労働者の味方と言えるのか、連合に入っている組合は親方日の丸と言っても良いくらいです。はっきり言って。しかし、今、実際本当に明日の生活を心配しているのは中小企業の労働組合もない、零細企業なのです。我々もっと零細企業に目を向けなければいけない。今、政治家に欠けているのはそこだと思います。

(深田)

本当に政策による中小企業いじめが凄いのですよ。インボイスは最たるいじめですね。

(鈴木)

だから連合という大組織に入れる組合というのは、エリート中のエリートなのです。私は逆に組合が作れない、それでも技術は持っている。これが日本の宝なのです。その宝に勇気だとか誇りだとか、「お前ら心配するな」この安心感を与える。これが私は政治の責任だと思っているのです。

(深田)

本当に、そうだと思います。どういう法律の改正でそれが実現できるのか分かりませんけど。

(鈴木)

法律以前の問題、政治のリーダーシップですよ。時の内閣がビシっと今こういう状況だと、これを頼むとやれば一変にパンですよ。

(深田)

そんなに簡単に変わりますか?

(鈴木)

それが政治ですよ。給料上げてくれって安倍さんの時からずっとやってきて、ずっと給料上がってきたんじゃないんですか?

(深田)

石破さんが経団連に下請けにもっと値上げしてやれと。

(鈴木)

ビシッとやれば、中小企業みなさん方も誇りを持って、更に夢を持って働きますよ。

(深田)

石破さんにそれやってくださいとお願いしに行ったらいいですかね。

(鈴木)

石破さんも熟練した政治家ですよ。もう40年も国会議員やっているから。そうなると全部わかっていますから、バランスをどうとっていくか、ここに腐心していると思います。

(深田)

なるほど。分かりました。今回は参議院議員の鈴木宗男先生にお越しいただきました。ありがとうございました。

Visited 2 times, 2 visit(s) today

おすすめ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です