#301 日本の老舗企業が海外展開で成功する『抹茶チョコレート理論』とは!? 老舗コンサルタント林マーク氏

(オープニング)
世界フォーマット×老舗というチャレンジを、させてもらっているのです。日本には4万社以上、100年以上続いている企業があって、これ、全世界でもダントツの数なのですよね。
日本にとって宝だなというふうに思って、お手伝いをしています。
抹茶チョコレート理論という理論がありまして。

(深田)
皆さんこんにちは、政経プラットフォーム・ITビジネスアナリストの深田萌絵です。今回は、事業プロデューサー・スターマーク代表の林正勝さんにお越しいただきました。
この番組では、林さん初めてのご出演ということで、少し経緯をお話しすると、
実は私が今、YouTubeとか、メルマガとか、そして限定メンバー向けの動画配信、いわゆるサロン的なものをやっているのは、実は林さんのせいだって知っていました?

(林)
そうっすね(笑)。

(深田)
そう、林さんにすごく「アドバイスしてもらって。たったの40分ぐらいですよね。でもね、すごかったのですよ。この人のこのプランニング、全部やったら、確かに事業として成り立つなと思って。言われたこと全部やるのに、私、2年かかったのですよ。
でもおかげで会社が回るようになって、ありがとうございます。感謝していて、そういえばこの人、なんだっけ?と思って。よく考えたらこの人、何者だっけ?と思って。
それで色々調べたら、事業プロデューサーで、なんと100年以上続く日本の老舗企業を応援するという、そういうプロジェクトに携わってらっしゃるのですよね。

(林)
そうです。100年企業というのは、やはり地域の文化と経済の中心だと思っているので。たとえばお祭りを盛り上げるのも、やはり老舗企業が中心になっていたりするのですよね。
そういったところで、日本には4万社以上の100年企業があって。

(深田)
4万社!結構多いですね。

(林)
はい。全世界でもダントツの数なのですよね。
だからこれって、実は日本の宝で。奪うことができない歴史、「100年以上やっています」というのは、お金をかけても買い取れないものなので。

(深田)
そうですよね。

(林)
これ、大事な、日本にとっての宝だなというふうに思って、お手伝いをさせてもらっています。

(深田)
いや私、日本の文化をどういうふうに残すのかということ、今いろいろ調べていて。自分の好きなもの、たとえばお寺さんとか神社とか、その周りの塗り師とかね。和島塗りだけじゃなくて、漆塗りとか、そういう技術ってどうやって残せばいいのだろうかって、いつも考えていて。
そこに常に政府の予算がつくことを期待していると、待っているうちに滅びません?

(林)
そうです。だから、やはり助かりますけども、当てにしちゃいけないのかなというのは思います。

(深田)
そういう、日本人が今まで守ってきた和島塗りとか焼き物とか、そういったものを「お金を出して買う価値があるものだよ」ということを知ってもらって、どんどん宣伝していくことがいちばん大事なんじゃないかなと思っているのですですが。どういうやり方がいちばんいいのですか?

(林)
そうですね。まずやはり「知らない」ということがいちばんの問題だと思うので、そこは知ってもらいたい。たとえばYouTubeとかソーシャルとか、いろいろあると思うのですけれども。
もうひとつはですね「世界フォーマット」。

(深田)
「世界フォーマット」とは、どういうこと?

(林)
「抹茶チョコレート理論」という理論がありまして。

(深田)
さすがリクルート出身、セオリー作りますね。

(林)
(笑)。海外で催事をやったときに、ですね、抹茶のういろうとか羊羹とか、いわゆる伝統的な和菓子と、抹茶とチョコレートを混ぜた抹茶チョコレート、あとは日本産のチョコレート。この3つを売り場に置いて、「どれが売れるかな?」というふうにやっていたのですよね。
萌絵さん、どれが1番売れたと思います?

(深田)ういろう!

(林)
ああ、期待しちゃいますよね、日本人としては。やはりういろう美味しいし、羊羹も美味しいし。で、試食とかも頑張って出すのですよ。「羊羹、美味しいでしょ?」って。
「じゃあどれ買ってく?」って言うと、チョコレート買ってくのですよ、普通の。

(深田)
えっ、最後にチョコレート買っちゃうのですか!?

(林)
はい。日本物産展にわざわざ来ているのに、日本のチョコレートを買って帰っちゃうのです。

(深田)
ああ、でも確かにそうかもしれない。普段、自分が食べるものしか買わない。

(林)
そうなのですよ。購買行動って、かなり保守的で。許容範囲って「抹茶×チョコレート」までがギリギリだというので、「抹茶チョコレート理論」って言っているのです。

(深田)
あ、それ別に林さんの思いつきの言葉じゃなくて?

(林)
いや、本当に。それ、思いついてから伝道師として言っていますけども。

(深田)
ああ、その「抹茶チョコレートセオリー」を考案したのは、林さんだったということですね。

(林)
そうです、そうなので、「抹茶×羊羹」とかは、なかなか「異文化×異文化」なんで、受け入れてもらいづらいのです。
で、その「抹茶チョコレート」は、チョコレートが入っているので、理解されやすいのですよね。

(深田)
うんうん。

(続きは動画で!)

Visited 3 times, 1 visit(s) today

おすすめ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です