現役医師に抗がん剤治療のウソホントを聞いてみた。 吉野敏明×深田萌絵

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【目次】

  • 00:00 1. オープニング
  • 01:05 2. 抗がん剤そのものは悪者ではない
  • 03:37 3. 小麦のグルテンが免疫力を弱める
  • 07:29 4. 民族によって体に悪い食べ物が違う
  • 08:48 5. 遺伝子検査で効く抗がん剤を選ぶ
  • 11:56 6. 日本人は抗がん剤利権の奴隷

(深田)

皆さん、こんにちは。政経プラットフォーム ITビジネスアナリストの深田萌絵です。今回は医療問題アナリストで、日本誠真会 党首の吉野敏明先生にお越しいただきました。

先生よろしくお願いします。

最近うちの番組に、森永卓郎先生にお越しいただいています。森永先生はがんになられて、抗がん剤治療もされたということでした。

抗がん剤治療は良いのか?悪いのか? という論争がものすごく巻き起こっていますが、

抗がん剤治療の “ウソホント” について教えていただきたいです。

<抗がん剤そのものは悪者ではない>

(吉野)

はい。抗がん剤ができて、昔、本当に古い時は、プラチナ製剤という異常にお金のかからない安いものを使っていたのですが、だんだん工業的に作れるようになってきて、今は分子標的薬というものを使っています。

昔に比べれば副作用も少ないですし、生存率そのものは抗がん剤治療によって伸びています。

(深田)

そうなのですね!

(吉野)

はい。ですので、色んな問題があるのですが、抗がん剤そのものは悪者ではないと思っています。

薬はなんでもそうなのですが、作用(エフェクト)と副作用(サイドエフェクト)というものがあり、サイドエフェクトを起こさないようにすることが原則なのです。

そういう意味において、「吉野先生は、抗がん剤のことを全否定していますよね」とよく言われますが、僕は全く全否定なんてしていないし、必要な場合は使うべきだと思っています。

”どういう人が使うか” ということを全く考慮していないのです。

(深田)

”どういう人が使うか” ってことが大事なのですか?

(吉野)

めちゃくちゃ大事です。

どんな病気にも必ず原因があるのです。絶対にあります。しかし、今の日本では、がんは “偶然発症説” を取っています。偶然なった病気です。そして、遺伝子の病気だと言われています。

『いつ』『誰が』『どこで』なるか分からない病気なので、検診が大事です。そして、誰がなるか分からないから、早く見つけて、早く治療することが予防です。というような感じです。

(深田)

確かに『早期発見、早期治療』と言って、”毎年人間ドックにかかりなさい” というようなことが推奨されていますよね。

(吉野)

その通りです。そして、日曜日によく保険会社のCMをやっていますよ。「がんを無くすことはできない。けれども、対処することはできる」というキャッチフレーズでやっているのです。

「交通事故を無くすことはできない。だけど、対処することはできる」昔は交通戦争と言われるくらい、交通事故は酷かったです。一年間に1万数千人、2万人近い人が亡くなっていました。

(深田)

そういえば子供の頃、近所のおじさんはみんなお酒を飲みながら、車に乗っていました。(笑)

(吉野)

交通事故で亡くなる人は、その後ものすごく減って、3000人くらいにまでなったのです。

(深田)

飲酒運転をしたら罰金となってから、劇的に良くなりましたよね!

(吉野)

そう!飲酒運転も減ったし、”サイドドアインパクトビーム” や “エアバッグ” といったような物理的に人間が死なないようにするためのものが車に搭載されたということもありますし、信号の数や立体交差を増やすというようなことをやってきました。その結果、(交通事故死を)無くすことはできないかもしれませんが、猛烈に減っているわけです。

<小麦のグルテンが免疫力を弱める>

(吉野)

ところが、がんは激増中なわけです。

(深田)

交通事故で亡くなる方は減ってきているのに、がんはなぜか増えている!?

(吉野)

その理由は、”がん偶然発症説” を取っているからです。つまり、なぜ起きるのかが分からないわけです。交通事故も、”なぜ起きるのか分からない” ということにして、お酒を飲みながら運転していたらぶつかってしまうでしょう?

(深田)

そうですよね。

(吉野)

僕はよく言うのですが、歯は一切磨かない、甘いものは食べたい放題食べていて、虫歯になった。その際に患者さんから、「先生、虫歯を治して」と言われ、「この歯はどのくらい持ちますか?」って訊かれたって、そんなことは知りませんという話です。

(深田)

そうですよね。虫歯というのは虫歯菌でできる。だから、歯磨きは関係ないですよね?と言われているようなものですよね。

(吉野)

そうです。虫歯菌の餌は砂糖です。そして、虫歯菌を取っているのが歯ブラシなのだから、金歯がいいのか、銀歯がいいのかということは関係なく、長持ちをさせたいのだったら、原因除去が必要なわけです。

がんにも原因があります。それが何なのかというと、一番大きいものは、小麦の中の『グルテン』です。本来だったら正常な細胞からがん細胞ができた時に、白血球がTNF―α(tumоr necrоsis factоr―α:腫瘍壊死因子)という物質を出して攻撃するのですが、グルテンを食べていると、がんを攻撃しなくなってしまうのです。

「グルテンフリー、グルテンフリー、グルテンフリー、、、」と30年以上前からアメリカで叫ばれている理由は、『グルテン』ががんの原因だということが、アメリカ国民に広く届いているからです。

(深田)

あぁ!だから、どのレストランに行っても、『グルテンフリー食』が必ずあるのですね。

(吉野)

アメリカは、ものすごく貧富の差や学歴の差なども激しいという中で、ある階層の人たちは、既にがんが減っています。1990年をピークに、アメリカでは ほぼ全てのがんが減少しています。

(深田)

そんなに顕著なのですか!?

(吉野)

今が2024年ですから、34年くらい前から、がんは減っているのです。ヨーロッパでは、2000年くらいから減っています。今から24、5年くらい前から減っているのです。

(深田)

でも、ヨーロッパでは『グルテンフリー食』ってあまり見かけないです。普通に小麦粉が使われているような。

(吉野)

イタリア人やドイツ人の方に訊いたら、「確かに、アメリカほど悪い小麦は使っていない」と言います。

グルテンを多くすれば多くするほど、パンが”もちもちふわふわ” します。そういう小麦を、コンビニや安いレストランで使っているわけです。しかし、彼らが昔から作っているやり方だとグルテンは少ないです。

そういう意味では、減っているとはいえ、アメリカの方ががんが多いです。

乳製品もがんの原因です。白人と日本人では、乳製品に対する耐性が大きく違います。

(深田)

え!?乳糖に対する耐性が違うのですか?

(吉野)

がんそのものの耐性です。

白人たちはかなり前からヤギの乳をチーズにしたりして、ずっと飲んでいます。もう紀元前の頃からです。我々日本人は、ヤギの乳どころか牛の乳を飲むという習慣も、全くありませんでしたので、耐性が違うわけです。

よくエスキモーの話を例えに使うのですが、エスキモーは生のアザラシの肉を食べています。

(深田)

そうですよね。

(吉野)

筋肉だけを食べていたらビタミン不足になってしまうので、腎臓や肝臓などの内臓も食べるわけです。例えば我々がイノシシやキジを捕まえて、そのまま臓物まで生で食べたら絶対に死んでしまいます。

(深田)

私が20年以上前に仕事で香港に行ったときに、地元の人が「これ美味しいから食べて」と刺身を出してきたのです。周りからは、「危ないから、食べるのをやめろ」と言われたのですが、現地の人は普通に食べているので、イケるだろう!と思って普通に食べたら、三日三晩、上から下から。

(吉野)

そうなるでしょう。

だから、無理なのです。

(深田)

無理です!無理です!

<民族によって体に悪い食べ物が違う>

(吉野)

インドのガンジス川も同じですよね。沐浴をするとみんなA型肝炎になったり、赤痢になったり。水が目に入らなかったり、飲まなければいいと言いますが、水しぶきが来たら避けられずなってしまうわけです。

何故インド人は大丈夫なのかというと、そういうところで沐浴をしていて死んでしまうような人は、全員遺伝子的に淘汰されていて、死ななかった人だけが生き残っているのです。

(深田)

耐性がない人たちは、もう死んでしまったのですね。

(吉野)

そうです。

これもよく例えで出すのですが、東南アジアの人たちは、抗マラリア遺伝子を持っています。蚊に刺されてマラリアに感染しても死なないのです。

日本人は、戦争中にガダルカナル島など色んなところに行って、半分の方は戦闘ではなく、餓死や疫病で亡くなったのです。僕たちは抗マラリア遺伝子を持っていないのです。なぜなら日本にマラリアがいないからです。東南アジアでは、抗マラリア遺伝子を持ってない人たちは全員死んだのです。

(深田)

何と、まぁ。

(吉野)

それと同じで、ヤギの乳を飲み始めた時も、死んだ白人、イラン人、ペルシャ人、イスラム人がいたはずなのです。しかし、水がないのだから、ヤギの乳を飲まなければ生き残れません。そこで生き延びた人たちだけが残っているのです。

(深田)

生き残っただけということなのですね。

(吉野)

小麦も乳製品も植物性の油も、民族によって抵抗性が全然違うのです。日本人は、この3つに砂糖も加えて、全く摂ってこなかったのです。砂糖は、どこの民族も摂っていませんでした。

<遺伝子検査で効く抗がん剤を選ぶ>

(深田)

えっ!? そうなのですね!

(吉野)

砂糖の起源はパプアニューギニアなのですが、紀元前200年くらいに、当時のインド人たちが見つけて、気候が熱帯気候だから持って行ったのですが、白人たちが食べ始めたのはローマ帝国の時代です。

プランテーションの技術がまだない時代ですし、大航海時代よりも前で、陸路、シルクロード経由でサトウキビの苗を持っていたのですが、育たないのです。仕方がないので、現地で作った砂糖を持っていくしかないという状況で、最初は非常に希少な麻薬のようなものだったのです。

それがプランテーションをおこなって、世界中の人が摂れるという状況になったのが、日本でいうと明治時代です。流通は日本でも限定的でした。

砂糖については世界中の人が抵抗性を持っていないため、どの民族でも糖尿病になります。

(深田)

だから、糖尿病が増えているのですね。

(吉野)

そうです。白人も黒人も我々もなります。糖尿病は今、中国や東南アジアで激増しています。誰が食べてもダメなものなのです。みんなが食べていなかったからです。

(深田)

甘いものって、何故あんなにも中毒性があるのでしょう?

(吉野)

それは食べると脳にドーパミンが出るからです。本当に覚醒剤と同じ作用があります。

(深田)

覚醒剤なんだ!?

(吉野)

覚醒剤と同じですよ!

話をがんに戻すと、日本人には牛乳や小麦粉に対して耐性がないわけです。それが原因でがんになるわけだから、虫歯の予防と同じでどうしたらいいかというと、『小麦粉をやめる』『牛乳をやめる』。

植物性の油と甘いものも若干関与していますが、まず、この2つがすごく大きいです。

(深田)

それプラス、抗がん剤治療を?

(吉野)

牛乳を飲んでいたり、小麦粉を食べている人が抗がん剤治療をやるということは、甘いものを食べて歯を磨かない人にセラミックスを詰めているようなものです。

歯だったら28本ありますが、命は1個しかない。

(深田)

そうですね。ゲームオーバーですね。

(吉野)

4毒と言っている「小麦粉」「植物性の油」「乳製品」「砂糖」を抜いている人は、免疫力がすごく高いのです。TNF‐αがちゃんとがんを攻撃する状態になっている人が、補助的に抗がん剤を使えば効果はあります。

(深田)

抗がん剤を使うまでの自分の素地を作っておく必要があるということですね。

(吉野)

そうです。もう1つは、抗がん剤には色んな種類があって、どのがんに効くのかというのは、テストしないと分からないのです。

(深田)

ロシアンルーレットのような?

(吉野)

そうですね、ロシアンルーレットのようなものなのですが、検査法は割と確立しているのです。

(深田)

もう確立されているのですね。

(吉野)

血液を採って、それで何がんかが分かったら、そのがん細胞が出てくるので、それを細胞培養して、どの抗がん剤が効くのかをテストするのです。しかし、それは日本では保険でおこなえません。

(深田)

いくら掛かるのですか?

(吉野)

それは自由診療でやると、100万円しないくらいです。仮に保険でできるのであれば、3割負担で30万円です。

(深田)

森永先生が、そういう検査をされたとおっしゃっていました。

(吉野)

そうです。それで効く抗がん剤を選べばいいわけです。

<日本人は抗がん剤利権の奴隷>

(吉野)

でも、そうするとどうなるか。抗がん剤の市場が縮小してしまうでしょ。売れなくなってしまいます。なので、どれが効くか分からない事にすると儲かるのです。

(深田)

うぅーわー

(吉野)

それが、医療産業複合体利権なのです。

(深田)

だから、抗がん剤治療って、”打ったら死ぬぞ” という人と、”いやいや、打った方が治ったよ” という人がいるのですね。

(吉野)

治った人もいっぱいいるわけです。

どうするかと言うと、まず、4毒を抜く。そして遺伝子検査をする。効く抗がん剤を使う。遺伝子検査は、抗がん剤だけではなく、高濃度のビタミンⅭや、アガリクス茸、霊芝がどのくらい効くかということも調べられるのです。

そうすると、そのような高額な抗がん作用のある自然食品を選択することができるようになります。そうなると非常に効果があるわけです。

どの薬か効くのか分からない状態で、4毒まみれで、免疫力が下がりまくっている人たちに抗がん剤を打つから、死んじゃうのです。

(深田)

ロシアンルーレット的に順番に打って、どれが当たるか様子を見ましょうということがおこなわれた結果、死んじゃうと。

(吉野)

でも、治った人もいっぱいいるわけです。

(深田)

運ですね、それ!

(吉野)

はい。亡くなっちゃった人もいるわけだから。

それは、抗がん剤が悪いのではなくて、日本の制度が、薬まみれにして奴らのところにお金が入るようになっています。そのようなシステムで使う抗がん剤が間違えているのです。

(深田)

抗がん剤治療のウソホントで、なんかもう予想もしないところに穴があって。

それは金儲けのためだけですよね。

(吉野)

そうです。日本人を奴隷にして抗がん剤で儲かるというプラットフォームの中でやる抗がん剤治療は危険ですよ。

(深田)

いやぁ、怖い怖い。

私も万が一がんになったら、その遺伝子検査をよろしくお願いします。

(吉野)

はい。もちろんです。

(深田)

今回は医療問題アナリストで、日本誠真会 党首の吉野敏明先生に教えていただきました。

先生、ありがとうございました。

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