#135-マックス・フォン・シュラー × 深田萌絵 米大統領選 トランプ暗○か否で決まるアメリカの未来
(深田)
自由な言論から学び、行動できる人を生み出す政経プラットフォーム、ITビジネス アナリストの深田萌絵がお送りします。今回は元海兵隊で歴史研究家のマックス・フォン・シュラーさんにお越しいただきました。マックスさん、よろしくお願いします。前回は不法移民の話について伺ったのですが、今回はカマラ・ハリス対トランプの構造になっている米大統領選についてお話を伺いたいのです。
(マックス)
日本では「ハリスが大人気だ」と報道していますが、全然嘘です。
(深田)
全然ですか。
(マックス)
ハリスを支持する層はトランスジェンダリズムだけです。支持率は10%くらいしかないと言われています。
(深田)
ニュース報道で示された支持率と全然違いますね。
(マックス)
圧倒的にトランプです。結構黒人もラテン系もトランプ支持が増えています。
(深田)
トランプ支持派の方はどのようなお考えなのでしょうか。
(マックス)
インフレの煽りもあって生活ができないからです。6月にバイデンさんが撤退しました。これはクーデターが近いのです。
6月、ペロシさんとバイデンさんの話し合いのときに事件がありました。バイデンさんに心臓麻痺のような発作が起きたのです。実際は心臓麻痺ではありませんでしたが、急遽エアーフォースワンでデラウェア州の東海岸に戻りました。
ペロシさんが、人気が低迷しているバイデンさんに撤退圧力をかけ、バイデンさん側から「時期候補がハリスさんなら」という譲歩がありました。本来は民主党大会や投票が行われるべきでしょう。
(深田)
そうですよね。民主党内で大統領選候補者の予備選があるべきです。
(マックス)
ハリスさんは本当に頭が悪いです。バイデンさんは今アルツハイマーを患っており、もの忘れ、人忘れを隠せません。誰もいないところで握手するなんて話もあります。ハリスさんはもともとです。
(深田)
なるほど。バイデン大統領は若い頃は頭が良かったのですが、アルツハイマーの疑惑がある一方、ハリスさんは元々だということですね。
(マックス)
今のところ、インタビューは一月に一回くらいの頻度です。
(深田)
正しい戦略ですね。日本は総裁選で、小泉進次郎を推すチームがやたらメディアに出した結果、その実態が分かってしまい、急速に支持率が落ち込みました。
(マックス)
最近、ABCインタビューを読みました。レポートで、「これからバイデン政権とは、どのように違う政策を行っていきますか」という質問に、「そうですね。私は中流階級の生まれで、お母さんにこういうことがありまして、私こういう覚えがあります」と言う風に全く返事になっていなかったのです。
(深田)
自分が何を言っているのかも分からないのですね。
(マックス)
左派の評論家としてよくTVに出演するオプラ・ウィンフリーさんが、ハリスさんに質問しても、何も返事できなかったのです。
(深田)
想像するだけで大変な事態ですよ。日米関係はどうなるのでしょうか。世界的に日本とアメリカが馬鹿にされそうです。
問題はトランプ大統領が大統領選まで生きていられるかどうかです。
(マックス)
私の知っている限り暗殺未遂は四回ありました。二回目はゴルフコース、三回目はニューヨーク州ロングアイランドで開かれた大会で、警察が巡回していたところ、警察犬が車内から爆発物を見つけました。車の所有者が走って逃げていきました。逮捕されたかどうかは不明です。四回目はアリゾナ州で開催された屋内の大会です。トランプは入口に近いところに居ました。大会後、同じところに居た20人ぐらい人の目が見えなくなくなったのです。
(深田)
化学兵器が使用されたかもしれないですね。
(マックス)
共和党議員が国土安全保障省と相談しました。ウクライナ系、イラン系、パキスタン系、それから二つのアメリカ系、合わせて五つの暗殺チームがトランプを狙っています。
(深田)
確かに、ウクライナ派もゴルフコースに隠れていましたよね。
(マックス)
よほど変な人で、ウクライナ軍さえ拒否したそうです。
(深田)
一人目はブラックロックのCMに出ていた人です。
(マックス)
ただの子供でしょう。でも、色々と怪しいことがあります。例えば、彼の携帯電話の通話履歴に一応どこかのFBIの事務所が入っています。元軍人として、彼が上に登った建物は管理が全くされておらず、それはおかしいと思っています。
(深田)
SPがいる事務室の窓から見えてしまうのです。
(マックス)
その時誰も居なかったのです。全員、別の会社の警備員でした。大統領を守る訓練は一応Zoom会議で二時間のみです。行いました。
(深田)
いつものシークレットサービスではなく、Zoom会議で二時間講習を受けただけの素人が警備を担当したのですね。今ではシークレットサービスの警備体制はもう拡充されていますか。
(マックス)
正直なところ分かりません。
(深田)
では仮に、トランプさんが暗殺されたら、アメリカはどうなるのですか。
(マックス)
恐らくヴァンスさんが共和党候補になると思います。
(深田)
勝てますかね。
(マックス)
ちゃんと選挙をやるのであれば、ハリスには勝てますよ。
(深田)
トランプさんがヴァンスさんを副大統領候補に選んだのがすごく面白いと思っています。労働組合がついてきますよね。
(マックス)
チームスターズ労組はかなり大規模ですよ。
(深田)
いつもなら民主党を応援しているはずの左派の団体が、今回は初めて民主党に支持せず、トランプ支持に回っています。今後の自分たちの仕事に不安があるのですよね。
(マックス)
オハイオ州でも、低水準の賃金で働いています。だから、アメリカ人も運転手などの仕事から離れていっています。
(深田)不法移民がどんどん入ってきたせいで、労働法適用外になっている危ない仕事や安全性の低い仕事、きつい仕事を不法移民にどんどん回していくので、アメリカ人の賃金や仕事まで減ってしまう時代です。だからこそ今、労働組合がトランプを応援している構造になっています。
(マックス)
伝統的に共和党はビジネス、民主党は労働者でしたが、今は離れています。
(深田)
今、離れているのですね。つまり、次の選挙はどちらが有利になりますか。
(マックス)
アメリカ人は労働問題だけでなく、ジェンダー教育問題でも怒っています。左派の政策のせいで、学校教育は数学や科学を教えないのです。数学は白人至上主義ですから、本当に少なくしています。私の時代は高校四年間しっかり数学をやったのですが、今は半分になっています。
(深田)
なるほど。やはり教育もかなり変わったのですね。
(マックス)
最近ジェンダー教育のせいでとある事件がありました。イーロン・マスクの会社、スペースXの本部がカリフォルニアにあったのですが、息子が通う学校の先生がトランスジェンダーになるよう勧め、イーロン・マスクのお子さんがトランスジェンダーになってしまいました。
(深田)
すごく高い年間授業料を払って学校に行かせたら、洗脳されてしまい、イーロン・マスクが怒りましたね。
(マックス)
結果、会社の本部がカリフォルニアから、テキサスに移転しました。北のスタッフの子どもが危ないのではないかと言われていますね。皆さんでテキサスに移動しましょう。
考えてみてください。アメリカの未来が明るいスペースXがすごく大好きなのですが、不法移民を雇わないせいで、アメリカ政府が「差別者だ」と陰湿にいじめます。
ボーイング社製のカプセル型有人宇宙船「スターライナー」に不具合があって、宇宙ステーションから帰還できない宇宙飛行士が二名います。無人で戻ってきたのですが、危険なことにすごい熱くなったようです。有人の場合、人が死亡した可能性があるようです。
スペースXの宇宙船「クルードラゴン」で2月に戻る予定です。
(深田)
つまり、NASAやボーイングよりもスペースXの方が技術的に優れているのですね。
(マックス)
二年後には火星に無人宇宙船を打ち上げ予定です。だから、アメリカ政府は怒っています。
(深田)
どうしてでしょうか。
(マックス)
ヤキモチですね。不法移民も雇わず、左派の政策にも反対するからでしょう。
アメリカの市長はほとんど左派で、治安政策も問題になっています。警察を減らすと、治安が悪くなると分からないのです。
(深田)
左派の人達は治安が悪化することに対して何の違和感も抱かないのですか。
(マックス)
やっぱり犯罪は犯罪、盗みは盗みです。アメリカ人の一般的な感覚です。しかし、左派は違います。
(深田)
日本の左派とアメリカの左派は全然違いますよね。犯罪を犯罪と言えない国になってきました。
(マックス)
「犯罪を犯罪だ」と言うと、逆に「ヘイトスピーチだ」と言われます。
(深田)
アメリカが悪い方に行くと、日本はどうしてもアメリカに追従してしまいますので、やっぱりアメリカには昔のようにまともな国になってもらいたいです。トランプ大統領の復帰を望むしかないのですね。
(マックス)
そうでしょうね。
(深田)
今回は歴史研究家であり元海兵隊のマックス・フォン・シュラーさんにアメリカの大統領選挙の今後についてお話いただきました。
マックスさん、どうもありがとうございました。